ぼくっ、りょへ！

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佐｢そうだ！忘れてた！！｣
渡｢いきなり大声出すなよ、びびった｣


突然、大介が何かを思い出して
目の前にいた翔太は肩を震わせた

佐｢今度の休日みんなで来いよ！｣

そう言って出てきたのは、
みんなと言う割には今の人数に合わない
2枚のチケット


渡｢夢の国じゃん！｣
深｢はっ？！｣
佐｢ふふん、亮平とAにプレゼントー！｣
貴｢…えﾞ！？｣
深｢えぇー！｣
渡｢俺らの分は？！｣


あまりにも突然で変な声が出て、
納得のいかない辰哉と翔太に大介は

佐｢男どもは自腹で来い！！｣
渡｢はぁ？！｣
宮｢まぁ、そりゃ、ね笑｣


立ち上がってあたしを見る2人の顔は必死で

宮｢とりあえず落ち着こうよ｣
貴｢いつ行こっかな…｣
佐｢近いうちにおいでよ！俺のシフトも聞く！？｣
深｢そこはどうでもいい！！｣
亮｢んん？｣

亮平の理解できない顔を見て思わず笑った


貴｢亮平、今度遊園地に行きたいんだけどどう？｣
亮｢ゆえんち？｣
佐｢いーっぱいお遊びできるとこだよ！｣
亮｢おあそび？いきたい！｣
貴｢みんな行きたいんだって｣
亮｢ふっかはぁ？｣
深｢俺も行くよ？｣
亮｢りょへもいく！｣

辰哉の答えを聞いて手を上げてあたしを見る亮平は
ほんとに辰哉が好きなんだなぁ…笑


宮｢ほんと、ふっか好きなんだね笑｣
貴｢下手したらあたしより好かれてると思う笑｣
亮｢ふっかとママすきぃ｣
貴｢…｣
深｢…｣
佐｢2人がやられた｣
宮｢ははっ｣
渡｢よし！行くのは決まった！
日にち調整しようぜ！えっとー…｣
深｢土曜日にしてくれるとありがたい。
あ、お客さん来たからあと頼むわ｣

鞄からスケジュール帳を出した翔太
土曜日が定休日の辰哉を基準に決めてく感じかな？

涼太は自営業で、
大事な用事に被りさえしなければ問題ないらしい。

で、大介のシフトに合わせる…






あたしもスケジュール帳を開いて
みんなと照らし合わせた。



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