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33.追いかけっこ ページ36

Aside




今日は拓弥くんと色々な話をして
学校まで歩いた。

最初は無愛想な人だなって思ったけど
話してみると結構楽しくて。


拓「そうだ、この前の貸してくれたCD返す」

A「あ、もういいの?」

拓「うん、音楽入れられた」

A「それならよかった!」

拓「ん、ありがとう」

そう言ってかばんから出したCDを渡してくれた。

A「いーえ!あ、そうだ
この人のライブDVDあるけど見る?」

拓「え、いいの?」

A「うん、明日持ってくるよ」

拓「A様…」

拓弥くんはあたしの方を見ながら
顔を下に向けて手を合わせる。

A「何言ってんの笑」

拓「おだてても何も出ない?」

出ないよと言いながら
不意に、顔を上げて控えめに笑う
拓弥くんにドキッとした。


…ふと思った疑問を投げかける。

A「拓弥くんって彼女いないの?」

拓「…何急に」

A「ん?かっこいいからいるだろうなって」

拓「いないよ」

A「いないの?!」

拓「うん、でも最近…」



拓弥くんが言いかけた瞬間



海「なーんの話してんのっ!」

海くんがそう言いながら拓弥くんに
覆いかぶさる。

拓「びっくりした…海、重い、暑い、離れて」

海「何か冷たくなぁーーーーーい?」

拓「うるさい…」


すごく嫌そうな顔をする拓弥くんの頬に
海くんが頬をスリスリしてる。
何この可愛い組み合わせ…鼻血もん…

写真撮っていいかな?


"パシャッ"


海・拓「え」

A「あ」


海「有料でーーーーーす!」

拓「A…今すぐ消せ、そしたら許してやる」


A「やだよ!携帯のホーム画面にするの!」

あたしは逃げた。


拓「あっ、こら待て!」

海「追いかけっこなら負けないからね!!」

祐「なに?!追いかけっこ?!」

佑「僕もやるーーーーー!」

晃「ちょっ!走るなって!おい!」

太「え、待ってやああぁ!」

稜「なにしてんだか…待てーーーーい」



A「きゃあああああああああ?!
7対1は反則でしょ!!」








そのまま学校について

真奈には「小学生か」って言われました。







あ、さっきの写真ホーム画面にしなきゃ。





NEXT…

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設定タグ:超特急 , 小笠原海 , カイ   
作品ジャンル:恋愛
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作者名:しっぽ | 作成日時:2017年8月5日 13時

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