検索窓
今日:17 hit、昨日:7 hit、合計:115,813 hit

20.嘘 ページ22

海side





いまいち理由がわからないけど
探したら見つかるかな

海「よし」


とりあえず、ここ行くか?

本当にここにいたらうけるな。



"ガラッ"



………………





海「…なんでここにいるの?」

A「あは、は…かくれんぼ…?」





まさかこんな近くに、しかも本当に隠れてた。




「「……」」



Aちゃんはめっちゃ気まずそうに俯いてる。



海「かくれんぼって……
単刀直入に聞くけど、何で嘘ついたの?」


A「いや、あの…」

海「やっぱり一緒に行きたくなかった?」

A「え、あ、いや、そんなんじゃなくて…
むしろ一緒に海くんの友達に会いたかった」

海「じゃあなんで帰るって嘘ついたの?」


………


Aちゃんはまた黙る。


海「嘘つかれたのはちょっとショックだけど
怒らないから、ちゃんと言って?」


A「…」

海「Aちゃん?」




ずっと俯いてるAちゃんの顔を覗き込んだ。





海「え……?」







そりゃ顔見られたくないよな









泣いてんだもん。







NEXT…

21.ごめん→←19.どうして



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (50 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
262人がお気に入り
設定タグ:超特急 , 小笠原海 , カイ   
作品ジャンル:恋愛
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:しっぽ | 作成日時:2017年8月5日 13時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。