ep.17 第二回戦 vs.飯田天哉 ページ1
プレ『次でいよいよ、二回戦もラスト！
第一試合、誰よりも静かに試合を終わらせた女！
ヒーロー科、エミリア・Ｂ・カラスマァ！
こっちはスピードトップクラス！
ヒーロー科、飯田天哉！』
ﾐｯﾄﾞ「始めっ！」
飯田「初めから全力でいかせてもらう…!
レシプロ・バースト！」
開始の合図とほぼ同時に、飯田はトップスピードでエミリアの背後に回り、
押し出そうとする。
しかし、飯田の手がエミリアに触れる寸前、
エミリアは小さく笑い、飯田をサイドステップで横にかわす。
急なことに止まることのできなかった飯田は、
数歩先に進んでからUターンして再びエミリアに向かって走るが、
何度押し出そうとしても、そのたびに避けられてしまう。
しばらくの間、走って向かう飯田をエミリアが最小限のうごきで避けるという、
エミリアが飯田をもてあそぶような状況が続き、次第に飯田の息が上がっていく。
飯田「はぁ、はぁ・・・っ！」
そして、飯田が大きく弧を描きながらUターンしてくると、
それまで笑みを絶やさなかったエミリアが口を開く。
夢主「もう終わりにしましょうか。」
飯田「！？」
次の瞬間、エミリアは向かってきた飯田を横回転でかわすと、
そのまま回転の勢いをのせて蹴り飛ばす。
走っていた勢いに蹴りの勢いがさらに加わった飯田は、
そのままバランスを崩し、場外まで転がっていく
ﾐｯﾄﾞ「飯田君場外！ エミリアさんの勝利！」
ミッドナイトのコールによって、会場が歓声に包まれるなか、
場外に倒れ込む飯田に、エミリアが歩み寄る。
夢主「飯田君、大丈夫？」
飯田「ああ・・・
しかしすごいな、君は俺の攻撃をすべて見切っていたように見えた。
どうやって見切っていたんだ？」
夢主「普通に、目で見て避けてたのよ。」
飯田「何だって!?」
夢主「私、目がいいの。
動体視力なら、誰にも負けない自信があるわ。」
そういってエミリアは飯田に手を差し伸べ、飯田はその手を借りて立ち上がる。
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カンパニュラ(プロフ) - 龍さん、コメントありがとうございます。オチについてですが、今のところオチは決めていません。何せ私自身の押しが多いので・・・ ただ、今後の展開的は文化祭辺りまで考えてあるので、楽しみにしていただけたらと思います。 (2020年9月2日 22時) (
レス) id: 32175c9950 (このIDを非表示/違反報告)
龍 - はじめまして、龍です。はじめて読みましたがとても気に入ってます！これからもゆっくりと頑張って下さい！あと、これってオチって誰ですか？私は一番推してる天喰さんが嬉しいのですが、そこら辺はどうですか？ (2020年8月31日 17時) (レス) id: 8c48355218 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：カンパニュラ | 作成日時：2020年7月7日 15時
