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貴｢亮平？おっきしよ？｣
亮｢んん、ふぇ｣
いつも起きる時間なのにベッドから出てこない亮平
おかしく思って行ってみると半泣き状態
貴｢どうしたー？どっか痛い？…うわ、｣
布団を捲って、亮平を見ると明らかに顔が赤くて
おでこを触ると平熱ではない熱さ
亮｢う、ママァ…｣
深｢どうしたどうした｣
貴｢亮平、熱かも｣
深｢うわ、まじか｣
貴｢どうしよう、えっと、病院…あぁ、今日プレゼン…｣
アタフタしてると辰哉があたしの腕を掴んで止めた
深｢病院連れてこ？俺1人で連れて行ければいいんだけど
生憎まだ免許取れてないからさ、ごめん。
帰りはタクシーでも何でもどうにかして帰るから
会社には遅れるって電話して
OKだったら診察終わってから行けばいいから、ね？
亮平、パパのとこおいで、ママもしもししたいから｣
辰哉の言葉に1回冷静になれて
会社の先輩に電話をすると
プレゼンの時間までには来るように、と
快くOKしてくれた
亮｢パパ…んんぅ｣
深｢よしよし、準備しよっか｣
貴｢あたし保険証とか探してくる｣
リビングのテレビの横の棚の一角、
大事な物をしまうスペースから保険証を出して
上着を羽織り、また寝室に。
深｢冷えピタ貼っといた、パジャマのままでいい？｣
貴｢うん、あとは上着｣
亮｢りょぉ、これぇがいい…｣
深｢じゃあ腕通そうね｣
辰哉が着させてくれた亮平を
あたしにバトンタッチして
今度は辰哉が着替えた。
深｢ごめん、お待たせ、行こ｣
貴｢うん｣
深｢亮平おいで｣
また亮平を辰哉に渡して
玄関で靴に履き替えて車に向かう。
亮平と辰哉は後部座席
エンジンをかけて、病院に車を走らせた
亮｢ぁっこ｣
深｢んえ、大丈夫かな｣
貴｢多分大丈夫｣
辰哉の膝の上に向かい合わせで座って
よしかかる亮平
15分程でついた病院で
運良く人が少なく、すぐに診察をしてもらって
出た結果が、やっぱり風邪
薬を処方してもらって、
後ろ髪を引かれるあたしは仕事、
亮平とハグして早く帰ると約束して仕事に向かった
亮平本人はつらいけど、ただの風邪でよかった…
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まる(プロフ) - 桜井サラさん» はじめまして、コメントありがとうございますー！そうなんですね！やってよかった☺️これからもよろしくお願いします！ (2021年9月28日 21時) (
レス) id: 260391a30d (このIDを非表示/違反報告)
桜井サラ(プロフ) - はじめまして、いつも楽しく読ませていただいてます！今日はじめてのおつかい見て、この作品の亮平くんのおつかい見てみたいなーと思ってたんです！嬉しいです😍楽しみにしてます！ (2021年9月26日 3時) (レス) @page45 id: aa947d258f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まる
| 作成日時：2021年5月12日 12時
