ぼくっ、りょへ！さんっ！

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亮｢ピッピしてくださぁい！｣
店｢はーい笑｣


ラムネと、醤油と牛乳をレジに持ってった亮平くん
その亮平くんを見て店員さんがニコニコ

商品をレジに通してる間に
リュックからお財布を出した亮平くん


店｢お金足りるかな？｣
亮｢これでたりますかぁ？｣
店｢うん！足りるよ｣
亮｢じゃあ、はいっ！｣

店員さんに1000円札を渡して
お釣りをもらうとお財布に戻し、
リュックに商品を入れてもらって
亮平くんはお店を出た。



亮｢ふんふんふーん♪｣

頼まれたおつかいを全部買えて
ご機嫌に信号待ちをする亮平くん

先に信号待ちをしてたおじさんが
ボタンを押したから、よかった。


亮｢あっ！ねこちゃん！｣

横断歩道を渡ってしばらく歩くと、今度は猫に夢中
しゃがみこんでなでなで、猫も嬉しそう


亮｢あっ、おうちかえらないと！じゃね！｣

猫にバイバイして、家に帰る道をまた歩き出した




亮｢あっ｣

ポテポテ歩いてると小さな段差に躓いた
ベシャッと地面に倒れる

亮｢ふぇ…グスッ…んん…うわああぁん！｣

転けてすぐ起き上がって一瞬、堪えたかと思ったけど
やっぱり痛かったのか、泣いてしまった

さすがにあれは無視できないよ


目｢亮平くん！｣
亮｢ふえぇ……め、め？｣
目｢うん、めめだよ。転けちゃったの？｣
亮｢めめぇ！！うわぁーーーん！！｣

勢いよく飛びついてきた亮平くん

よく見ると両膝を擦りむいて、
血が垂れてきてるほどの怪我
これは絶対痛い。


目｢痛いね、急いでお家に帰ろう？｣
亮｢かえるぅ！！いたぁあぁい！｣
目｢抱っこしてあげる、おいで、よいしょ｣

抱き抱えて全速力でAさんの家に向かった






5分もしないで着いた家に、
インターホンを押す余裕もなく、
玄関になだれ込んだ。



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