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深｢じゅ、準備よろしいですか｣
貴｢逆に聞きますけど、大丈夫ですか？笑｣
あれから数日後、辰哉の休みとあたしの休みが被って
行ける時に行こう、と辰哉の運転で喫茶店に
タイミングよく、亮平は幼稚園
緊張しいの辰哉は、勝手に教習の雰囲気を醸し出す
教員って、こんな気持ちだったのかな
貴｢ナビしようか？｣
深｢頼む｣
貴｢じゃあ、出よっか｣
深｢はぁい｣
とりあえずは、主要道路に出て、
そこからはあたしのナビでゆっくり焦らず向かう
深｢ここ左？｣
貴｢うん｣
深｢OK｣
緊張してたけど、割と大きな問題はなく
今のところ順調。
深｢あ、あの赤い屋根の？｣
貴｢そうそう｣
深｢おっけーおっけー｣
駐車場にゆっくりと停めて、
ため息をついた辰哉
貴｢おつかれ、ありがとう｣
深｢緊張した…｣
貴｢行こ？｣
深｢うん｣
喫茶店に入り、店員さんに案内されたテーブルに座り
メニューを開いて吟味してると、
まだ落ち着きがない辰哉に笑いそうになってしまう
深｢なぁによ｣
貴｢運転どうでした？｣
深｢運転してくれる人に感謝だわ｣
貴｢主に誰？笑｣
クスクス笑うと元々細い目を細めて
ジトーっとあたしを見て、口を尖らせた
深｢……A｣
貴｢ふふ、今までの分乗せて楽しませてくれるんでしょ？｣
深｢うん、父親だから｣
貴｢別に、そんな責任感じなくていいよ？｣
深｢ううん、俺がそうしたいの｣
貴｢そっか。あ、これにしようかな｣
深｢ん、あ、俺これ。あとはいい？｣
貴｢デザート食べたい｣
深｢ある？｣
貴｢さっきあった…あ、ここ。どうしようかなぁ｣
デザートのページを見て、
悩んでると、小さく鼻で笑った辰哉
深｢意外とそういうとこあるよな｣
貴｢え？｣
深｢ごく稀に、子どもっぽい｣
貴｢なぁによ、悪口？｣
深｢褒めてんだよ｣
貴｢えぇ？笑ってんじゃん｣
深｢いいからいいから、選びな｣
貴｢あ、これにしよ｣
深｢ピンポン押すよ？｣
軽やかな音が鳴ったあとに、
すぐ店員さんが来てくれてメニューを頼む
貴｢これも頼めばよかった｣
深｢食いしん坊かよ｣
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まる(プロフ) - 桜井サラさん» はじめまして、コメントありがとうございますー！そうなんですね！やってよかった☺️これからもよろしくお願いします！ (2021年9月28日 21時) (
レス) id: 260391a30d (このIDを非表示/違反報告)
桜井サラ(プロフ) - はじめまして、いつも楽しく読ませていただいてます！今日はじめてのおつかい見て、この作品の亮平くんのおつかい見てみたいなーと思ってたんです！嬉しいです😍楽しみにしてます！ (2021年9月26日 3時) (レス) @page45 id: aa947d258f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まる
| 作成日時：2021年5月12日 12時
