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貴｢おはようございます｣
先｢おはよう、準備できたら教えて｣
少し前に起きてたらしい先輩に挨拶をして
パパっと準備を終えて、ホテルから出る
先｢あそこで軽くご飯買って食べながら移動しよっか｣
貴｢はい｣
横断歩道を渡って右に曲がった先にあるコンビニ
入ると涼しくて更に目が覚めた
カゴを1つずつ持って摘める朝食を選び
会計を済ませ、コンビニから出てタクシーを捕まえた
運転手さんに了承を得て、2人でサンドイッチや
おにぎりを開けて食べながら今日のスケジュールを確認
先｢着くまでもう1回資料に目を通しとこ｣
貴｢はい｣
目的地までの間、しばらく揺られながら
酔わないように資料を読み込むと
着いたと運転手さんから言われ、車が停った
先｢これで｣
貴｢え、出しますよ｣
先｢いいからいいから。お願いします｣
おつりを受け取った先輩に頭を下げると
肩をバシバシ叩かれた。
先｢ほらっ、今日早く終わらせて帰るよ！
息子くんと旦那さん待ってるんでしょ！｣
打ち合わせする相手の会社に着き、
受付でアポを確認して、階数を教えてもらった
先｢そうだ、写真とかないの？息子くんの｣
貴｢写真…たくさんあります｣
先｢見せて見せて笑｣
貴｢んー、これとか…｣
携帯の写真アルバムから
一番のお気に入りの写真を見せてみる
前に行った公園でシロツメクサの花冠を
あたしに向けて笑顔で差し出してる写真。
その亮平も自分で作った花冠をつけてて
｢おそろい！｣って嬉しそうにしてた
我ながら、本当にいい写真
先｢うっわ、可愛い！天使みたい｣
貴｢天使です、尊い｣
先｢ははっ！語彙力ない！笑｣
貴｢だって可愛いんですもん…｣
先｢子どもかぁ…いいね｣
貴｢はい、とても｣
そこで、エレベーターに乗り込むと
ボソッと先輩が呟いた
先｢あたしもそろそろ考えようかな｣
貴｢先輩の子ども、絶対美形｣
先｢あたしの遺伝子が濃ければね｣
貴｢あははっ笑 旦那さんイケメンじゃないですか｣
先｢んー…まぁ？｣
貴｢満更でもない顔してる笑｣
チャイムが鳴って、ドアが開く
先｢ふふ笑 よし、仕事頑張ろ！｣
貴｢はい！｣
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まる(プロフ) - 桜井サラさん» はじめまして、コメントありがとうございますー！そうなんですね！やってよかった☺️これからもよろしくお願いします！ (2021年9月28日 21時) (
レス) id: 260391a30d (このIDを非表示/違反報告)
桜井サラ(プロフ) - はじめまして、いつも楽しく読ませていただいてます！今日はじめてのおつかい見て、この作品の亮平くんのおつかい見てみたいなーと思ってたんです！嬉しいです😍楽しみにしてます！ (2021年9月26日 3時) (レス) @page45 id: aa947d258f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まる
| 作成日時：2021年5月12日 12時
