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貴｢あ、おかえり、え？え？え？ちょ、｣
あの後、あたしの腕の中で
今まで見たことないほど泣き続けた辰哉は
急に耳まで真っ赤にして頭を冷やすって言って
パパっとお風呂に入って来たと思ったら
無言であたしの腕を引っ張って歩き出した
貴｢ん？え、なに？あ、寝るの？｣
深｢ん、｣
貴｢んん、苦し｣
あたしを両腕で抱きしめて
目の前にあるのは辰哉の鎖骨
いつも、亮平が間にいるか腕枕だから
ここまで密着するのは久しぶりというか…
だからそう簡単に寝れるわけなくて
亮平があたしの後ろにいるから下手に動けないし
かと言ってこの状況が嫌なわけない、むしろ嬉しい
まだ起きてるだろう辰哉の頭を
辰哉の脇から出した腕で撫でたら
あたしの頭に顎をくっつけた。
貴｢辰哉｣
深｢ん…？｣
貴｢ふふ、んーん｣
深｢なぁにわらってんのよ｣
貴｢泣いてるの初めて見たなって｣
深｢…ぜってぇもうなかない｣
貴｢表情コロコロ変わる辰哉好きだよ｣
深｢うるさい…もぉやめて｣
貴｢やだよ、もっと見せてよ｣
深｢なぁんだよもぉ…｣
あたしの頭を顎でグリグリしてため息が聞こえた
こんな弱々しい辰哉見たことない
けど、顔見えないけど多分喜んでる
深｢んﾞん、ねぇ｣
貴｢ん？｣
深｢…2人目、しっかり考えよ｣
貴｢うん｣
深｢今すぐにとは言わないけど、絶対欲しい｣
貴｢弟かな、妹かな｣
深｢どうだろうな、男の子がいいな｣
貴｢えー、女の子がいい｣
深｢なぁんでよ、男の子だったら俺に似てイケメンだべ｣
貴｢ちょっと、それは、どうだろう｣
深｢おい笑｣
2人クスクス笑って幸せな時間だった
深｢あー、でも早くしないと腰使えなくなっちゃう｣
貴｢…腰痛持ち変態ジジイさいてー｣
深｢急に扱い酷いじゃん…さっきの甘々Aちゃん
どこ行った？ねぇ？たつくん泣いちゃう｣
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まる(プロフ) - 桜井サラさん» はじめまして、コメントありがとうございますー！そうなんですね！やってよかった☺️これからもよろしくお願いします！ (2021年9月28日 21時) (
レス) id: 260391a30d (このIDを非表示/違反報告)
桜井サラ(プロフ) - はじめまして、いつも楽しく読ませていただいてます！今日はじめてのおつかい見て、この作品の亮平くんのおつかい見てみたいなーと思ってたんです！嬉しいです😍楽しみにしてます！ (2021年9月26日 3時) (レス) @page45 id: aa947d258f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まる
| 作成日時：2021年5月12日 12時
