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深｢ただいまぁ｣
亮｢おかえりぃ！｣
玄関を開けると
この時間には滅多に聞かない小さな足音の主は
俺の足に抱きついてきた。
貴｢おかえり｣
深｢ただいま、亮平起こしてて平気なの？｣
貴｢すぐ寝かせるよ｣
深｢お、じゃあ一緒に寝るかー？｣
亮｢ねる！｣
深｢風呂入ってくるから待ってて？｣
はーい、と元気よく返事した亮平から離れて
風呂場に向かう。
亮平はすぐにAの膝の上に座った
深｢あっちぃ…｣
きっとすぐ寝ちゃうから
10分もかからずに風呂を済ませて
リビングに行くと
貴｢はっや笑｣
深｢だって、もう寝てるじゃん笑｣
貴｢亮平、来たよ、一緒に寝ておいで｣
亮｢あい｣
Aの胸の中でほっぺたをくっつけて
半分寝てる亮平を抱える
深｢よいしょ、ベッド行こうなぁ｣
貴｢亮平、おやすみ｣
寝室に入って優しくベッドに降ろして
俺も腹の辺りまで一緒に布団を被る。
薄ら開けた亮平の目は
眠たいはずなのにキラキラしてて
俺の目を捉えて離さない
かと思えば、ゆっくり口が動いた
亮｢あのねぇ｣
深｢ん？｣
亮｢あした、おしごと？｣
深｢お仕事だよ｣
亮｢んん｣
深｢ん？どうした？｣
亮｢いっしょにようちえんいこぉ？｣
深｢ふっかとりょうへいで？｣
亮｢うん、りょうへいと…パパで、｣
深｢えっ？｣
俺の聞き間違いじゃなければ、今…
亮｢あとねぇ、パズルも、パパと、したい｣
深｢……そうだね、明日帰ってきたら
パパと、一緒にパズルしよっか｣
亮｢やくそくね｣
深｢うん、約束｣
そう言ってスヤスヤと寝息を立てた亮平
寝ぼけて、とは思いたくないほどに
俺の目を見て、はっきりその単語を言ってくれた
布団をかけ直して
ゆっくりベッドから出て
リビングで雑誌を読むAに何も言わず抱きついた
貴｢びっくりした、なに？どうしたの？笑｣
深｢俺明日から頑張る…｣
貴｢今まで頑張ってなかったってこと？笑｣
深｢そうじゃないけど、頑張る…｣
貴｢…今まで通りお願いしまーす笑｣
Aは持ってた雑誌を置いて
俺の背中を2回軽く叩いてくれた
ほんとに、頑張る。何がなんでも。
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まる(プロフ) - 桜井サラさん» はじめまして、コメントありがとうございますー！そうなんですね！やってよかった☺️これからもよろしくお願いします！ (2021年9月28日 21時) (
レス) id: 260391a30d (このIDを非表示/違反報告)
桜井サラ(プロフ) - はじめまして、いつも楽しく読ませていただいてます！今日はじめてのおつかい見て、この作品の亮平くんのおつかい見てみたいなーと思ってたんです！嬉しいです😍楽しみにしてます！ (2021年9月26日 3時) (レス) @page45 id: aa947d258f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まる
| 作成日時：2021年5月12日 12時
