僕の初恋 (中務裕太) (ページ21)

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？「裕太君、なんか今日いつもと違う？大丈夫？」

レッスンを終えてスタジオを出ようとしたら、EXPG同期の丹羽莉緒が話かけてきた。

裕「..ちょっと考え事してもて。」

莉「なになに？ダンス以外のこと？

裕太君、ダンス以外のことで悩んだりするん！？」

裕「なんやねん。笑

人をダンスばかみたいに。ダンスばかやけども。」

莉「あはは。ごめん、ごめん。

ほんで考え事って？もしかして恋煩いとか！？」

莉緒はクラスは違うけど、同じ高校で同じ学年でもある。全く面識なかったけどEXPGに入ってから知りあった。

小柄やのに、中々パワフルな莉緒のダンスは人を惹き付ける魅力がある。

それまでA以外の女子とは、必要事項以外喋ることもなかったけど、莉緒とはダンスの話で意気投合した。

性別関係なく、ダンスの話をできるんはええな～って思ってた。

でも、こういう話はやめて欲しいわ..

裕「別に恋煩いやとかやないよ。

なんもないで。」

Aのことは誰にも相談するつもりないんや

お願いやから、ほっといてくれ。