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A「そんな風に言わんでもええやんか。酷いわ。
私やって、どうしたらいいか分からへんけど、ちゃんと考えて行動してるねん。」
どうやら、Aを怒らせてしもたみたいや。
けど、ここまできたら僕かて言わせてもらう。
裕「付き合う気がないんやったら、勘違いさせるような態度は取るなって言うてるんや。
きっぱり断って、もう会ったりするな。
それが相手に対する本当の優しさや。
変に優しくされると男は勘違いするもんなんや。
Aは分かってない」
......
A「じゃあ、裕太も...
裕太も、そうなるん？
もし、
もしも...
私が裕太に好きって言ったら裕太はどうするん？
裕太は私の前からいなくなる？
うちらの関係は終わるん？」
えっ？
どういう.......
ことや.......
なんやて？......
A「....もう、もういい。
ごめんな！余計なこと言って。
あっ、裕太！私、帰ってから菜月と買い物行く約束してたんやわ。
悪いけど先帰るわ！」
Aの言った意味を理解出来ずに、固まってる僕に、Aはそう言い残して、走り去っていった。
無理やり作った笑顔は
Aの悲しみを表してたんやけど、
アホな僕はこのときは全く気づいてやれんかった...
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作成日時：2018年9月1日 15時
