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それから何日か経った。
？「中務、ええの？Aのこと。」
昼休み、教室で弁当を食べてると、Aといつも一緒におる橘菜月が話しかけてきた。
裕「？は？なんのことや？」
なんや？
裕「Aがどうかしたんか？」
菜月「はぁ、やっぱり...A、言うてなかったたか..」
橘はため息をついて、呆れ口調でつぶやく。
裕「だから、なんやねんて。」
....なんやねんや。
菜月「勝手に中務に言うんは不本意やし、Aに叱かれるかもやけど、これはAのためでもあるしな...ﾌﾞﾂﾌﾞﾂ」
裕「何、ぶつぶつ言うてんねん。ほんでAがどうしたんや？」
もしかして、なんかAがピンチなんか？
困ったときは俺に言えって言うてるのに。
菜月「A、3年の倉田先輩に告白されたんよ...」
なんやて？
告白？
橘の言葉にびっくりして、固まってしまった。
倉田って確か.....
菜月「前の生徒会会長な。」
あぁ、あの長身イケメン野郎か！
いや、でも告白やらは前からあったけど、
Aは今まで誰とも付き合ってないわけで。
きっと断ったはずや。
いや。でもあの長身イケメンやで？
.......
固まったまま無言で考えてると橘が続ける
菜月「A、断ったんやけどな。倉田先輩諦めへん言うて...
彼氏おらんのやったらチャンスあるやろて。
実は今も、生徒会の引き継ぎを理由に呼び出されて、一緒に生徒会室でお弁当食べてるわ...」
はぁ？？
なんて諦めの悪い奴や。
ふられたなら、さっさと諦めろ。
てか、Aのやつ、何ひょこひょこついていってんねん。
だいたい、あいつは警戒心なさすぎるんや。
男を分かってない！
イライラ...
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作成日時：2018年9月1日 15時
