恋なんて知らなかった (ページ5)

今日:9 hit、昨日:1 hit、合計:44,096 hit

story 3 ページ5

～Aside～
久々に有馬に会えた！！やっぱり昔から変わらないなぁ。でもなんか他の人たちが固まってるんだけど…どうしよう？

す「有馬様…その子はどなたどすか？」
新「初めて見る顔だね」
コ「D・A・R・E...誰？」
有「皆には紹介してなかったね！じゃあA、自己紹介して？」
貴「うん！初めまして、東雲Aです！訳あって数年間ここから離れてました。宜しくお願いします！ペコリm(._.)m」

うわぁ...皆見てる...何だかすごく緊張するな。

す「東雲って...」
鳴「あの東雲か！？」
有「ご名答っ！！こちらはあの安倍晴明様がお認めになられた東雲家の子孫だよ！」
士「そ、そうなんですか...」
有「うん！だからもちろん実力もここにいる誰より強いってワケ☆」
天「それは違うんじゃねぇのか？んん？」

うわっ！可愛い女の子だなぁ！名前なんて言うんだろう？

有「天馬...そんなに言うなら、実力見てみるかい？」
天「あぁ、そうしてくれ」

へぇ、天馬って言うんだぁ。男の子みたいな名前と口調だなぁ。ていうかなんか勝手に私の実力をどうこうっていう話になってるんですけど！？

有「A！明日、お願いできるかい☆」
貴「えぇ、面倒だよ。」
有「...僕の命令が聞けないのかな」

こういう急に真面目トーンになるのも昔のまんまだね。なんか周りの人達固まってますけどw？

貴「面倒だって言ってんじゃん。分かんない？」
皆「(身の程知らずにも程がっ！！)」
有「...A、怒るよ？」
貴「もう既に怒ってんじゃん」(ボソッ

あぁもう面倒だなぁ。空気どんどん悪くなってるじゃんかー。再会した途端にこうなるとかありえないよね。マジで。

貴「分かったよ。やるよ、やればいいんでしょ？本当に面倒臭いから嫌なんだけど」
有「A♡そう言ってくれると思ってたよ！」

うわっ、抱きしめてきたよ。やめてよおっさん、あんたそれでも40↑なんだよ？

貴「分かったから離してよっ、この変態！！」
有「変態って！A酷すぎるよっ！」
貴「あー、はいはい。ごめんごめん」
皆「(何なんだこの子は！？)」

かくして私の実力公開(公開処刑)が明日に実行されることとなった。