恋なんて知らなかった (ページ24)

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story 13 ページ24

～士門side～
有「じゃ解散！お疲れ☆」
士「(...気に入らんな)」

Aはまだ膝枕してもらっている。いい加減離れてほしい。

有「途中で起きるかと思ってたけど...寝たねぇ」
す「ほんま可愛い寝顔やなぁ」
鈩(*´ω`*)
美「超なごむ超最高」
勘「困るっス...////」
有「あれぇ？何だい勘久郎。顔が赤いよ？さてはAにドキドキッとしちゃってるわけ～？☆」
勘「いや、そんなことはないっス////」
す「説得力がありまへんえ。顔真っ赤やないの」
勘「////////」
有「僕が部屋まで運んでおくよ☆皆は解散☆」

有馬がAを姫抱きにする。有馬さんでもあまりよろしくない行為だな。

士「(これは嫉妬か...？よく分からないな)」

ホールから出てハッキリしない感情について考えながら部屋に入った。

～Aside～
貴「ん...はっ！」

パッと目が覚めた。何だ私の部屋か。もう一眠りしようと寝返りを打つと目の前にはじっとこちらを見つめている顔があった。

貴「うわわわっっ！？士門！？」
士「落ち着け、A。何もしてないだろう」
貴「そそそうだけどっ！普通添い寝とかするっ！？」
士「添い寝って////！ば、馬鹿かお前は////」
貴「びっくりさせないでよ～」

拗ねて反対側の壁を向く。しかしその真っ白な壁に黒い物体を見つけてしまった。それが何か分かった途端に私の頭はパニックになる。

貴「ぎゃぁぁぁぁ！来ないでぇぇぇぇ！」
士「ど、どうしたA！？」
貴「やだっっ！やだぁぁぁぁ！助けてぇぇっ」
士「うおっ！？落ち着け、落ち着いてくれ！」
貴「だだだだだってぇぇ！私無理！Gだけは無理なのっ！！」

士門を巻き込んで私は暴れまくる。

士「とにかくっ！俺が出してやるからっ！」
貴「あっ離れないで！ギュッ」←抱きつく。
士「////！わ、分かったから////」
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士門がGを外へ逃がしてくれたおかげで私はやっと落ち着くことができた。

貴「ふぅ、ありがと！」
士「いや、いいんだ////」

士門にお礼しなくちゃな。

貴「士門！」
士「何だ？」
貴「さっきのお礼させて！」
士「お礼...？」
貴「そう！何でもいいよ！何か一つお願い聞くよ！」
士「そんな急に言われてもだな...」

考え込む士門。真面目だなぁ。

貴「じゃぁ私が恋のおまじないしてあげる！」
士「おまじない？」
貴「士門好きな人いるんでしょ？」

カァッと士門の頬が赤くなる。分かりやす笑

貴「それでいい？」
士「あ、あぁ////」

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