恋なんて知らなかった (ページ3)

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士「有馬さん、どうしたんですか、急に」

ここは陰陽連本部。たった今十二天将に陰陽頭である土御門有馬から召集がかかった。

有「うん？まぁ、待ちたまえ。双星の2人が来てからだよ」
美「...にしても遅ぇ。超迷惑超不快」
有「もうすぐ来るはずなんだけどなぁ」
皆「・・・」

しはらくすると扉の向こうから話し声が聞こえて来た。

？「あ、ここじゃねぇか？」

ギィィィィィ...←おは○マンじゃないよ！

声がした直後扉が開き、2人の男女が入って来た。

紅「すみません...遅れてしまって...」
有「いいよ、気にしないで」
ろ「で、何だよ話って」
有「まぁ、待ちたまえ、ろくろくん」
ろ「・・・」
有「さぁて♪皆に集まってもらったのは他でもない！あのことなんだよ！」

有馬は盛大に言い放ったが、周りの反応は薄かった。

有「ちょ、ちょっと！反応してよっ」
ろ「いいから、早く話してくんねーかな」
紅「ろくろ...有馬様に...失礼」
有「おっ？紅緒くんは僕を庇ってくれるんだね！」
紅「・・・」
有「なんで黙っちゃうのっ！？」
す「有馬様、それで、話とは？」
有「あぁ！そうだったね！僕としたことが忘れちゃってたよ☆」
ろ「こいつも大概どうかしてんな...」
紅「有馬様には失礼だけど...同感」
有「ちょっとーー？聞こえてるよっ！？」

中々というより全く話が進まないため、皆はイライラしているようだった。

有「それでは、本題に入るよっ！」
ろ「皆それを待ってたんだよ...」(ボソッ
皆「コクコク(頷いている)
有「今日皆に集まってもらったのはね...」
有「最近のケガレ討伐についてなんだ」
す「そ、それは...」
士「まさかっ！」
有「そう、そのまさかなんだよ」
ろ「まさかって何のことだよ、分かんねぇよ」
有「実はさいk『ガタァァァァァン!!!』...！？」

有馬が言いかけたところで扉に何かが思い切りぶつかる音がした。

皆「...?」

その場にいる全員が扉に注目していると扉が開け放たれ、少女が入って来た。