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雄也「ありゃーこりゃ熱中症だね」




俺の騒がしい声を聞きつけてやって来てくれた高木くんが告げる








裕翔「顔真っ赤で、ほんとびっくりしました」





雄也「マスクしてたし熱こもっちゃったかもね」




高木くんの言う通り、ヤマがマスクを外したところを食事以外でほとんど見たことがない気がする





雄也「暑いなら暑いって言ってくれればいいのにな」




それが言えないのがヤマなんだよなぁ。と心の中で思う




迷惑になるとでも思ったのだろうか




知念が前言っていた、ヤマは頑固であるのと同時に一人で溜め込んでしまうというのはたぶんこういうところなんだろう





雄也「とりあえず首とか脇とか冷やしてるから大丈夫だと思うけど、念の為裕翔ここで見ててくれない?」




裕翔「あ、でもホール…」





雄也「あー大丈夫。何とかするから」






裕翔「すみませんありがとうございます」





高木くん曰く、意識が無いわけではないのでしばらく様子見だそう





涼介「ゆーと、?」


しばらくするとヤマが目を覚ました




裕翔「体大丈夫?」





涼介「ん、へいき」





裕翔「もう。暑いならマスク撮ればよかったのに。ちゃんと水分補給してた?」





涼介「してたんだけど、マスク取るとみんな怒るかなーって…」





裕翔「怒りはしないよ?でも、ヤマがこんなに暑くなるまで何も言ってこなかったっていうのは怒らなきゃかな〜?」





涼介「ごめんって」




さすがに起きたばかりのヤマに怒鳴ることはできないので、あとでたっぷり知念に怒ってもらおう



それが一番効果的かも



.

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作者名:しぐれ | 作成日時:2021年3月14日 19時

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