アベイショフィリア*及川徹 ページ25
・
「栄養失調で倒れるって、Aちゃん何考えてんの?」
『最近は対戦校の攻撃パターンとか色々ノートにまとめていたので食事するの忘れていました。」
(ほんっと、この子は…。)
部活中に突然倒れた彼女。
その原因は栄養失調だったらしい。
現在彼女の白くて細い腕には、点滴が繋がれている。
また、国見ちゃんのボールを顔面に食らったので頬には絆創膏が貼られている。
俺にとっては、それだけで。
…それだけで、十分な興奮材料だった。
彼女が俺のこの性癖を知っている?
そんな訳ないだろう。口調は大人びているけど彼女の中身は汚れを知らない聖女だ。そんな彼女を穢すわけにはいかない。
俺は躰の疼きを抑えようと、彼女から目をそらした。
だが俺は、彼女にバレないように、彼女自身に知られないようには、彼女を、今の状態の彼女を穢したい。
「まあAちゃんに無理させていたことに気付かなかった俺も悪いけど…。とりあえず、カ○リーメイト食べよっか。」
『私、一○満足が好きなんですけど。』
「…ほんっと、クソ生意気。及川さんが買ってきたんだよ、ほら食べて。」
彼女は一つため息をついて点滴が繋がっていない方の腕を慎重に伸ばしてそれを受け取った。
一口、二口と口に運んで咀嚼していく。
(あ〜あ。食べちゃったぁ。)
「どう?美味しいでしょ。」
『まあ、はい。お気遣い感謝します。」
にたり、にたりと。
俺の卑しい欲が笑みを零す。
ぽたり、ぽたりと。
俺の背後に回された手から、其れが、落ちていく。
こくり、こくりと。
彼女は深い眠りについていく。
にやりと。
俺は、彼女に手を伸ばした。
(知られなければ)
(穢れもしない)
▼宇宙綺羅プリン様リクエスト
⏩身体障害性愛(医療器具を着用した人間に興奮を覚えるというパターンを今回は使わせていただいています。)
______________
本当に本当に、更新速度が本当に遅くて申し訳ありません。
これからも自分なりに早く更新できるよう善処いたしますので、どうか温かい目で見守って頂けると幸いです。
リクエストをくださった皆様、消化が大変遅くなってしまい申し訳ありません。(>_<)
ばたこ
(宮兄弟やばいですね)
終わり ログインすれば
この作者の新作が読める(完全無料)
←ダクライフィリア*灰羽リエーフ
906人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ばたこ | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/shigure1011
作成日時:2015年4月12日 13時