俺らの出会いは。【桃】

27.番外編 ページ32

結婚して6年が経った。
今はAと娘が2人。

長女は希乃、次女は穂乃。
5歳と4歳だ。
ホンマに天使！この世の生き物なの！？←

希｢まま！｣

貴｢ん〜？どうしたの〜？｣

希｢ぱぱがおかし〜の、｣

貴｢あっ、ほんとだ！きもちわる〜い(笑)｣

希｢きもわる〜い！｣

貴｢希乃ってば、きもちわるい だよ！｣

希｢きもちわるい！｣

貴｢そうそう！ぱぱは？｣

希｢きもちわるい！｣

貴｢よく出来ました〜(笑)｣

ちょいちょい、俺の嫁よ。
旦那に気持ち悪いはないで〜…

望｢希乃〜？そんな言葉使ったらあかんよ〜？｣

希｢きゃー！ぱぱこわ〜い！｣

きゃっきゃしてる希乃。
あ〜かわいい

貴｢ちょっと、パパ？｣

望｢ん〜？｣

パパだって♥
きゅんってする♥

貴｢穂乃のこともかまってあげて〜！
あの子甘えるの苦手だからっ｣

望｢まかせといてママ♥｣

貴｢きもちわる〜い(笑)｣

望｢うるせっ！穂乃〜♥｣

穂｢んぅ？｣

望｢パパと遊ばん？｣

そう言うと穂乃はうれしそうにしながら

穂｢しょーがないなぁ
ぱぱがあそびたいなら遊んであげるっ！｣

と、俺が座ってるソファーに飛び乗ってきた。

くそ〜ツンデレか〜！
可愛すぎる！

ふたりともAに似て可愛ええんよな〜


貴｢ふたりとも、パパに似て可愛ええな〜｣

Aが隣に座ってくる。

望｢いや、ママに似とるで？｣

貴｢えぇ？でも、眉毛の感じとかパパやん。｣

望｢ん〜でも、目とかママやん？｣

貴｢ふふっ｣

望｢なにわろうとんねん！｣

貴｢ん〜？望が可愛くって(笑)｣

望「可愛ええってなんやねん…」

貴｢そうやっていじけるところだって〜(笑)
あと、今さっきの私に似てるって必死な感じとか？｣

望｢必死になってへん！｣

貴｢なっとるやん(笑)｣

希｢ぱーぱ！｣

穂｢まーま！｣

貴｢ん？｣

望｢どした？｣

希｢あそぼ！｣

穂｢あそんであげる！｣

望｢おぉ、遊んでや〜｣

貴｢遊ぼっか〜！｣

希｢あと、まま！｣

貴｢なぁに？｣

希乃がAに耳打ちした。
何を話しとるんや〜？

貴｢なっ！違うよ！｣

希｢ちがうくないもんねーだ！｣

何の話や〜
仲間に入れてや…いじけるで〜？

穂｢ぱーぱ！
あそんであげる！｣

希｢あ！ほのずるい！
私のぱぱだもん！｣

貴｢ちがいますー！
ママのパパですー！｣

希｢さっきいったでしょ！
ぱぱはきののって！｣

貴｢ちがうもーん！｣

なるほど、これを話しとったんやな！
俺…こんな幸せでええの！？

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