俺らの出会いは。【桃】

16. ページ18

今4時間目…お腹空いた〜
やべ、お腹鳴るっ！！

(グゥ〜)

鳴ってもうたぁぁぁぁ！！！
しげ隣やけ聞こえたやろうか…

重｢…｣

ん？聞こえてへん？
よかった〜安心や安心！
あ、ちなみに俺の席は窓側の一番端の後ろな！
そんで隣がしげ！
神ちゃんと流星は隣のクラスやで〜！

重｢…ぶっ！｣

！？なんで笑ったん？

重｢あっひゃっひゃっひゃっひゃっ！｣

え、まさか…！！

重｢小瀧！お前お腹なったやろー！大きいわ音が！
あっひゃっひゃっひゃっひゃっ！｣

…ﾁｯ聞こえてたのかよ！
そんな大声で言わんでエエやんけぇぇぇ！！！

先｢重岡！誰でもお腹は鳴るんやうるさいぞ〜｣

そんなフォローええねん！
先生！逆に恥ずかしいっす！
みんなクスクス笑いやがって…

重｢もうすぐご飯やで我慢し〜ｗ｣

望｢分かっとるわ！｣

その後ずっと重岡は笑いに耐えてた…

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神山side

今お昼なんやけど…

望｢…｣

のんちゃんがめっちゃふてくされてます…
気まずい…なんか話を…
あ、そういえば！

神｢なぁ、4時間目めっちゃしげの声聞こえたんやけどどないしたん？｣

重｢聞く？聞くぅ？ｗｗｗ｣

神｢なんでそんな笑いよるん…｣

望｢…｣

何何何何！？のんちゃんが怖い！

神｢のんちゃん怖い！目が怖い！｣

重｢こいつな〜お腹鳴ってん！｣

神｢うんそれで？｣

重｢え？それだけやけど？｣

え？そんだけ？

神｢それだけであんな笑っとったんか！あほらしいわ〜しげほんまアホちゃう？｣

重｢えー！おもろいやんー！｣

神｢やったら、しげはお腹鳴ったことないんか？｣

重｢うっ…｣

神｢鳴ったことあるやろ？
人のこと馬鹿にできひんよな〜？｣

重｢うぅ…｣

神｢ならのんちゃんに謝りなさい！｣

重｢…ごめんなさい｣

神｢よしっ！のんちゃんも！そんなにいじけんの！｣

望｢へーい…｣

もう、子供やな〜

神｢さ！お昼食べよっ！
流星！ご飯食べんとあかんで〜？｣

ここには3人の子供がおるんか…

望｢流星っ！｣

流｢Zz…｣

神｢仕方ない…
しげ、起こしてや〜｣

重｢りゅぅぅぅせぇぇぇぇ！！！｣

流｢うるさぁぁぁぁい！｣

望｢！？｣

流星が壊れた！？

望｢流星！？壊れた！？｣

流｢ん？壊れてへんよ？｣

もどってる！？

流｢どうしたん？ご飯食べへんの？｣

神｢い、いや食べるけど…｣

流星の新しい一面が見れた昼休みだった…

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