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赤×桃 ページ6

小瀧side

俺は走って教室に戻った。

早くしげに会いたかった。

しげを抱きしめたかった。

今は…流星のことを忘れたかった。

赤「あー!小瀧やー!…え?!ど、ど、ど、どしたん?!」

桃「しげ…」

俺は力いっぱいしげを抱きしめた。

と同時に、神ちゃんが教室を出ていった。

神ちゃんは知ってたんかな。

今頭のなかが混乱してる。

それを消し去るくらいしげのことで埋めたかった。

桃「しげ…好きやで」

赤「う、うん…?」

桃「しげ…」

赤「こ、たき。…苦しい」

桃「あ…ごめん」

俺はしげを離した。

赤「急にどうしたん?」

桃「なんでもないで。しげのこと好きやなーって」

赤「それは嬉しいことやなぁ!俺も大好きやで〜!」

次はしげが俺に抱きついた。

桃「帰ろっか」

俺はしげと手を繋いで帰った。

しげとおるのに頭のなかにはあの流星が浮かぶ。

あの時の流星、俺がしげに振られたときと同じ顔してた。

今までどれだけ辛い思いさせたんやろ。

すぐ気づいてやれなかった俺は最低やな。

俺は振られる辛さを知っていたから、流星のことを振れなかった。

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作品ジャンル:恋愛
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かなと - 編集画面の関連キーワード入力の下をよく読みオリジナルフラグをお外し下さい違反です (2019年6月19日 12時) (レス) id: 56ee9ec4e6 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:・み・ | 作成日時:2019年6月19日 11時

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