Shake It Up＿小瀧＿

＿Cinderella 6 ページ6

小瀧
『明日、土曜日やろ。

買い物行くで』



『買い物？？』






小瀧
『…そのダサさをなんとかせんと』



『…うーー…』









…ってなわけでただいま


街の中心で待ち合わせ中。






『…5分遅刻。

女の子待たせるなんてー、、、。』








ブツブツ言いながら、
彼を待っていた









男
『暇かな？お姉ちゃん』





『…はい？』






初めて絡まれてます…。



人生初…。







男
『…どーせ、男とかおらんのやろ？

俺らでええやん！』







どーせってなによ。




腹立つ！…けど、うまく抵抗できない…








『…腕離してください』





男
『やーだよ。黙って来いや』







『いやっ！！…』









強引に連れてかれそうになったその時






小瀧
『…おい』




『小瀧…』






鬼の形相で睨みつけながら


男の腕を掴む。









男
『関係ないやろ…！？

あっちいっとけ！！』






小瀧
『…悪いけど、この子オレの女やねん。

なんか文句ある？』





男から引き離して、


私を抱き寄せる。









男
『なんやねん！！もうええわ』








『小瀧…迷惑かけて…『すまん』






私が言い終わる前に


先に謝る。







『え？』



小瀧
『俺が遅れたからやろ。

怖い思いさせて悪かった』








『気にしてないよ。


それより助けてくれて…その…ありがとう』





小瀧
『…1つだけお願いがあんねんけど』




『なに？』





小瀧
『望ってちゃんと呼んでや』



『望…』







小瀧
『…それでよし』

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