Shake It Up＿小瀧＿

＿Cinderella 4 ページ4

女
『あー…こうしたらいいやん』





ﾊﾞｼｬｯ!






『！！』




頭の上から水をかけられた。







女
『…ほら、ちょっとはマシになった』





『…あたしは…絶対…優勝してやる』







女2
『あんたバカ？www

優勝する子たちはね、
プロデュースしてくれる人もいて
成り立つのよ。



ぶすにはそんな人おらんやろ笑』







『………………っ』









悔しいけど図星で。






…あたしだけの力では


優勝できない…







女
『恥をかくまえにやめたら？』





涙をあふれて


立ち上がることができない。









小瀧
『…なーにしてんの。あんたら』




『…小瀧望？』








そこにいたのは、私達と同じ制服を着た
小瀧望。





同じ学校だったの…？









女
『…このおブスちゃんがな、
こんなの受けるとかゆうから

やめときってゆうてあげてた所ー』







女からチラシを受け取る。






女2
『A、あんたダサいしさ

ぶすで不器用、プロデュースしてくれる人もいないんやからホンマにやめときや(笑)』








『……………………っ』







小瀧
『立てよ』




無理やり立たされる。





『何よ…！(涙)』






小瀧
『…お前ら、さんざんコイツのことゆってたな？

自分の言った言葉、忘れんなよ？』









女にそう言い放つと、


私の腕をこの時は強引ではなくて
優しく引っ張ってくれた。









ーｶﾞﾗｶﾞﾗｯ






『なにここ、、、』



小瀧
『俺のために学校が用意してくれた。

ここでプロデュースや、
自分の衣装のデザインしたりしてんねん。


ま、適当に座ってええよ』








『…どうも…』






なんとなく近くにあったソファーに
腰かけた。






『(学校にこんな部屋存在してたんや…)』

＿Cinderella 5→←＿Cinderella 3

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す