Shake It Up＿小瀧＿

＿Cinderella 14 ページ14

ー予選当日







桐山さんの車に乗って
会場に向かう。









桐山
『緊張しすぎて声も出ないか？(笑)』




『は、はい…』




桐山
『もうすぐ望に会えるから！

大丈夫やって！』






『それってどうゆう？？？』








その問には答えてはくれなかった桐山さん。







望は先に会場に行って、

準備を始めてる。









ー会場





『大きい…』




桐山
『予選といっても、有名なオーディションやからなぁ。』






小瀧
『A！』







いちだんとお洒落な格好で


すれ違いざまに女の人達が
望を見て、目がハートになってるし。








桐山
『ちゃんと送り届けたぞ！』


小瀧
『助かった、さんきゅ』





桐山
『おう！』






小瀧
『…行くで』


『…うんっ』







望と一緒に会場の中へ。






桐山
『見とるからな！！

自信持つんやでーー！！！』





『ありがとうございます！！！』









ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー




用意された部屋で


さっそく着替え始めた。





着替えている間は、

ちゃんと後ろを向いててくれる。








『できたよ…』





小瀧
『…ばっちりやん。

可愛い』




『…ありがとう。望のおかげだよ』






小瀧
『モデルがええからや。

自信持ってけよっ。そばで見とるから』







『…うんっ』









司会
『それでは！！

全国モデルオーディション、
予選を開催いたします！！』








私の番号は、後ろから2番目の499番。



地方で各自行われる予選。



私の所は、500人集まった。






…待ち時間が長くて

その時間ずっと緊張しっぱなし。



小瀧
『…俺がおるから』




不安な顔をすると
すぐに望が手をぎゅっと握ってくれた

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