SUPER STAR→《Twin》２

〆 ページ9

ーある日の帰りのHR







担任
『２人ぐらい残って手伝って欲しいんだけど』



ーあなた Side







今日は望とデートの日だもん





さっさと帰ろ。







担任
『水川ー』



『…はぁ？なんでいつもあたしなの？

無理無理今日は無理』






担任
『頼むってー』





『えー…』







藤ヶ谷
『…俺1人でやりますから、大丈夫です』






担任
『そ、そうか？』









何この空気。




転校生1人に押しつけたみたいな…！




えーーーーまじですか！









『…はいはい、私もやります』




藤ヶ谷
『ありがとう、A』




『うん…(苦笑)』









…あーデートー。









ーーーーーーーーーーーーーー



『…ってなわけなので、待つの嫌だろうし

今日は…』






小瀧
『待つ』





『え！？』






小瀧
『そんな驚く？』





『うん、驚く』







いつもなら5分待つのもイライラしてるのに

その望が待つなんて！！







『…素晴らしいわ』




小瀧
『どうも…笑』








望と一旦別れて、


担任のいる職員室へ。







そこにはもう藤ヶ谷くんがいて。







担任
『揃ったな！』




藤ヶ谷
『俺達はなにを？』




担任
『この大量の資料を、資料室に戻してきてくれ』






マジかよーーーーーー！！！！！！






えーーーーー！！！！！





こりゃ1人じゃ無理な量。






藤ヶ谷
『Aはこれだけでいいよ』




『こんな少し？』





藤ヶ谷
『女の子だからね』




『で、でもっ！』






藤ヶ谷
『いいからいいから！ほら、行くよ』








…不覚にもドキッとしてしまった。



これがバレたら大変なこっちゃ。

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