SUPER STAR→《Twin》２

〆報告 ページ6

…このやり取りはあっという間に望のもとへ。






ｶﾞﾁｬｯ




『どうもー』






当然のようにたまり場に入ったら




『ん？』




私をﾂﾝﾂﾝしてくる重岡さん。






重岡
『…怒ってんで！！』





小声で私に告げる。






『…なぜに？』





藤井
『今朝のことちゃうの』




『まさか流星…！！』








…報告しやがったな…




こうなることわかってたくせに…









桐山
『まぁまぁ、謝ったら許してくれるやろ！』







たまり場の奥で明らかにふてくされてる望





『…あのー、望』





小瀧
『…あ？』






『…そんな怒らなくても…』




小瀧
『普通怒るやろ。いきなり来た転校生に可愛いとか言われて顔真っ赤にしてどうもとかお礼言ってなんやねん…！』







いやいやいやいや。


顔真っ赤にはしてないけど！？







流星の顔を見ればしてやったりの顔。







『あたし顔真っ赤になんてしてない』




小瀧
『…だとしても…俺は…！』







神山
『そこら辺にしとけって、望。

Aのこと信じてへんの？』





小瀧
『……………』






中間
『お前が選んだんやから信じてやらなあかんのとちゃう？

大人になれよ、小瀧』








みんなに説得？され







小瀧
『……………次からは気をつけろよ』




『はいはい』





濱田
『はいは1回！』




小瀧
『…なんで濱ちゃんがゆうのよ…笑』









濱ちゃんのおかげでは空気は明るくなった




これから激しくなる恋のバトルが起こることなどわかるはずもなかった。

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