SUPER STAR→《Twin》２

〆不安 ページ3

小瀧
『…あのさ』




『うん』





小瀧
『…俺の見間違いならええんやけど。


今俺以外の男に触られてなかった？』





『え…あぁ…見間違いじゃない？』









望の愛は本当に嬉しいんだけど


たまーに嫉妬すると一日中不機嫌で困る。





デートを楽しむためにもそれは避けたい…！







小瀧
『…ふーん、ならええけど』



『ほらほら、早く行こ！』









この日はショッピングしたり、

２人おそろいのリングを買ったりして






小瀧
『ずっとつけててや、それ』



『もちろん。望との愛の証拠だもんね』







小瀧
『そ、そんな可愛いこといきなりやめろ…//』






『照れてるー？笑』





小瀧
『…うるさい』









楽しい時間はあっという間に過ぎていく


その言葉どおり。


気づけばもう日が暮れて。







小瀧
『…楽しかった？』


『うん。すごく。』






小瀧
『…俺で良かったんかな』







突然悲しい目をしてどこか遠くを見るような望。






『どうして…？』







小瀧
『…俺さ、素直になかなかなれんくて
ついAに傷つけるようなことゆうてるなぁって。

流星やったらちゃうんかなぁとか…』







…見た目は相変わらずチャラいし、
すぐ喧嘩しちゃうし、
短気なところはある。



思ってることとは違うことを言ってしまう面があるのも私は知ってる。









『望じゃなきゃ嫌だよ、私』


小瀧
『A…。

もっと真面目な彼氏とかやなくてええの？』






『すぐ喧嘩しちゃうようなところもあるけど

私のことだけを見てくれてるし、
守ってくれてるし。


ヤンキーさんが彼氏でも問題ないし』

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