SUPER STAR→《Twin》２

〆犯人…？ ページ20

あったことを全て話した。






濱田
『…神ちゃん、怪しんでたのかな』




小瀧
『藤ヶ谷を？』




濱田
『ホンマに藤ヶ谷なんかな…？

証拠も目撃者もおらんし、
犯人とはまだ…追いつめるには証拠がないと』






中間
『…つまり、藤ヶ谷はAを狙ってる？

それで俺らが邪魔なわけやな』





重岡
『…特に小瀧、流星は気をつけろよ』

小瀧
『なんで流星まで？』





重岡
『まぁ…かつての恋敵やし？

同じ寮におるし、一緒におる時間も
俺よりは多いやん流星も』









藤井
『まぁ…気をつける』






『みんな…ごめんなさい』







気づいたら謝ってた…




頭を深くさげて…






濱田
『A…頭を上げや？』




『あたし…みんなを巻き込みたくないのに
また今回もみんなに迷惑かけて…

本当に…ごめんなさい』






小瀧
『A…』



藤井
『…ええから、顔上げて』









流星に寄り添われて、

ゆっくり顔を上げた。







中間
『…とにかくこのままやったら全員何かしらやられてまう。

犯人を見つけ出すと共に
全員…警戒しろよ』






ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー




藤ヶ谷
『…どうやったら手に入る？

俺は…待つの嫌いなんだよな』






北山
『…藤ヶ谷。

もう…』



藤ヶ谷
『…一人一人やっていったら面倒だし
やっぱ時間かかるしさ。

ここは思い切って…本人攻めてみるってのはどう？』







北山
『まさかその子を…！！』







藤ヶ谷
『傷はつけやしないよ…(苦笑)


ただ…そろそろあいつらも俺が何かしら動いてることに気づくだろ。



北山、お前潮時だよ。
…ちょっと早かったけど』






北山
『そんな…』


藤ヶ谷
『…忘れんな？

俺の腕には…あの時の傷が今でもちゃんと残ってんだよ…』

〆→←〆

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す