検索窓
今日:1 hit、昨日:0 hit、合計:234,020 hit

Story25 ページ25

ハサミを持って近づく雛。





『雛…やめよ…』







『あんたはわかってないのよ…


あたしがどれだけ彼を好きか。



…あんたとは比べものにならないぐらい、
愛してるんだから!!!!』








もう…誰も雛を止められない?




私…雛に殺されるの?







『いや…やだ…』









『…さっさと死ねよ』






"刺される"





そう思った瞬間、




痛みではなく…人のぬくもり。





ギュッ…







『…え』





藤井
『…いった…』







『流星…?なんで…』





藤井
『たまたま…居残りしててん…。


怪我…ないか?』







『なんで…あなたが!!


あたしじゃない…あたしじゃない!!』







『流星血が…っ』





腰あたりにハサミは刺さっていた。









『ごめん…ごめん…泣』






藤井
『…雛…だっけ、


お前がしたことはな…重岡大毅にもう知られてるからな…フッ…』







『そんなわけ…!!』







藤井
『…連絡ずみや…アホが…』






『もう…無理して喋らないで…!』









藤井
『…俺決めたからさ…。

シゲが…本気になった…相手なら
俺も…守ろうって。』





重岡
『A…!!』










『…重岡くん…!!』







『流星が…流星がぁ…』






私達の所に駆け寄る大毅。









重岡
『流星お前…』



藤井
『…1つ、仮な…笑』






大毅が急いで救急車を呼ぶ。




雛は呆然と立ち尽くしていた。









重岡
『…仮は返す。

せやから死ぬなよ流星…っ』





藤井
『…おう…』

Story26→←Story24



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (438 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
723人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

なーたん(プロフ) - ( ・∀・)Ψ碧海さん» ありがとうございます(^ヮ^=)!! (2017年3月12日 11時) (レス) id: 7ec10ad259 (このIDを非表示/違反報告)
( ・∀・)Ψ碧海 - なーたんさんの作品は、表現の仕方が面白く、分かりやすいので、大好きです!いつも楽しく作品見させてもらってます。有り難うございます! (2017年3月12日 11時) (レス) id: ea97666007 (このIDを非表示/違反報告)
なーたん(プロフ) - さばダイキさん» 完結から時間がたっているため、続編は厳しいのですがアンケートをとることも考えてはみますね〜。ありがとうございます! (2016年7月22日 16時) (レス) id: 409626d26e (このIDを非表示/違反報告)
さばダイキ - とっても良かったです!これからも応援してます!続編、希望です。 (2016年7月22日 16時) (レス) id: 7512e1354a (このIDを非表示/違反報告)
なーたん(プロフ) - るいさん» ありがとうございます〜 (2016年6月19日 0時) (レス) id: 409626d26e (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:なーたん | 作成日時:2015年10月28日 16時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。