Story25 ページ25
ハサミを持って近づく雛。
『雛…やめよ…』
雛
『あんたはわかってないのよ…
あたしがどれだけ彼を好きか。
…あんたとは比べものにならないぐらい、
愛してるんだから!!!!』
もう…誰も雛を止められない?
私…雛に殺されるの?
『いや…やだ…』
雛
『…さっさと死ねよ』
"刺される"
そう思った瞬間、
痛みではなく…人のぬくもり。
ギュッ…
『…え』
藤井
『…いった…』
『流星…?なんで…』
藤井
『たまたま…居残りしててん…。
怪我…ないか?』
雛
『なんで…あなたが!!
あたしじゃない…あたしじゃない!!』
『流星血が…っ』
腰あたりにハサミは刺さっていた。
『ごめん…ごめん…泣』
藤井
『…雛…だっけ、
お前がしたことはな…重岡大毅にもう知られてるからな…フッ…』
雛
『そんなわけ…!!』
藤井
『…連絡ずみや…アホが…』
『もう…無理して喋らないで…!』
藤井
『…俺決めたからさ…。
シゲが…本気になった…相手なら
俺も…守ろうって。』
重岡
『A…!!』
雛
『…重岡くん…!!』
『流星が…流星がぁ…』
私達の所に駆け寄る大毅。
重岡
『流星お前…』
藤井
『…1つ、仮な…笑』
大毅が急いで救急車を呼ぶ。
雛は呆然と立ち尽くしていた。
重岡
『…仮は返す。
せやから死ぬなよ流星…っ』
藤井
『…おう…』
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なーたん(プロフ) - ( ・∀・)Ψ碧海さん» ありがとうございます(^ヮ^=)!! (2017年3月12日 11時) (レス) id: 7ec10ad259 (このIDを非表示/違反報告)
( ・∀・)Ψ碧海 - なーたんさんの作品は、表現の仕方が面白く、分かりやすいので、大好きです!いつも楽しく作品見させてもらってます。有り難うございます! (2017年3月12日 11時) (レス) id: ea97666007 (このIDを非表示/違反報告)
なーたん(プロフ) - さばダイキさん» 完結から時間がたっているため、続編は厳しいのですがアンケートをとることも考えてはみますね〜。ありがとうございます! (2016年7月22日 16時) (レス) id: 409626d26e (このIDを非表示/違反報告)
さばダイキ - とっても良かったです!これからも応援してます!続編、希望です。 (2016年7月22日 16時) (レス) id: 7512e1354a (このIDを非表示/違反報告)
なーたん(プロフ) - るいさん» ありがとうございます〜 (2016年6月19日 0時) (レス) id: 409626d26e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:なーたん | 作成日時:2015年10月28日 16時