Story10-涙- ページ10
神山『おはよう、Aちゃん』
『あの…』
神山
『あなたの友だちの3年の神山智洋。
今日もよろしゅう』
『…よろしくお願いします！』
この会話が今では当たり前になった。
慣れ…ってやつかな。
なんの苦痛でもない。
毎朝の楽しい会話。
そんなある日…
神山
『ん？』
裏庭の池を見つめながら
泣いている彼女を見た。
急いで駆けつけると、
『神山…先輩？』
神山
『そう。神山先輩や。
どないした？』
うつむきながら彼女はこう言った。
"いじめられてる"…と。
『…みんなあたしのこと嫌いなんですよ。
みんな嘘だって…ゆうんです…ｸﾞｽｯ。
嘘つき…そんなやつ死んじゃえばいいのにって言われてしまいました…』
神山
『Aちゃん…』
『…消えた方が楽なのかな…』
その言葉を聞いた瞬間、
気づいたら彼女を抱きしめてた。
キツく…ｷﾞｭｯと…
『神山先輩…？』
神山
『…消えたらあかん。絶対あかん。
俺が許さん。』
『…ありがとうございます』
神山
『…泣きたい時はいつでも胸を貸す。
せやから、絶対生きて？
俺に出来ることがあったら
なんでもするから』
彼女の涙を見てよりいっそう
自分の中で強く誓った。
"俺が守ろう"
…そして薄々感づいていた。
俺は彼女のことを友達としてはもちろんだけど…
…好きなんだとゆうことも。
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なーたん(プロフ) - twinLOVE さん» ありがとうございます！！ご愛読感謝です！ (2016年3月27日 8時) (
レス) id: b5af2a7098 (このIDを非表示/違反報告)
twinLOVE - はじめまして！プレイリストから、たくさん読ませていただいてます(*ﾟ▽ﾟ)ﾉ すごくいい話で、大好きです(〃'▽'〃)なーたんさんの作品、たくさん読ませて頂こうと思っていますo(^-^)oﾜｸﾜｸ頑張ってください(^_^)ゞ (2016年3月26日 22時) (レス) id: d1d7ffa097 (このIDを非表示/違反報告)
ニノシゲ☆(プロフ) - もち。さん» あぁときめいていただけて光栄ですー(´・ω・｀) (2015年11月20日 21時) (レス) id: 0c19706447 (このIDを非表示/違反報告)
もち。(プロフ) - 完結おめでとうございます！とても面白かったです♪すごくキュンキュンしました！！ (2015年11月20日 21時) (レス) id: e525cf849c (このIDを非表示/違反報告)
ニノシゲ☆(プロフ) - 花恋さん» デートしまくりですな！！笑 (2015年11月19日 17時) (レス) id: 0c19706447 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：なーたん
| 作成日時：2015年11月9日 22時
