Toxic Love…《重岡》

Love…22 ページ22

ー学校






いつも通りクラスに私はいた。



相変わらず居づらいですけどね。






するといきなり教室がざわついた。






男
『…あれ藤井じゃね』


女
『久しぶりに見た…』








藤井
『………』







クラスの問題児で、

長いこと欠席していた藤井流星。



噂ではやばいヤツらと絡んでるとかなんとか。






男
『まじかよ…』


女
『…怖いけどやっぱりかっこいいね』






…なんじゃそりゃ、




藤井流星とは喋ったこともないし。








『…興味なし』







手元にある本に視線を戻した。









ー授業中




教師
『悪いけど、職員室までいってチョーク持ってきてくんないかー』





『…はい』








面倒すぎるわ、アホ。







職員室のさらに奥にある会議室。




ｶﾞﾁｬｯ






『…失礼します』







重岡
『お、牧田やん。』







ﾊﾞﾀﾝ





…しっかり扉をしめて。







ｷﾞｭｯ






後ろから抱きついた。





重岡
『おい誰かに見られたら…』




『…だめ？』








重岡
『…俺が断れないの知っててゆうとるやろ。

ったくお前は…』







ﾁｭｯ…







『なーにしてんの』



重岡
『ああ、次の授業のな』



『ふーん』







重岡
『Aこそなにしにきたん？』



『あ、チョークだ。忘れてた』




重岡
『忘れたらあかんやん(笑)』








なんてツッコまれながら


来てよかったとも思った。






ｶﾞﾁｬｯ
ﾊﾞﾀﾝ





職員室から出て廊下に出た時。







藤井
『…そうゆう関係なんやね』

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