女は一人じゃ眠れない×WEST

女は……1 ページ1

ーーーーーーーーーーーー



生田
「…Aそっちから感染者」



「…了解」





食料も武器も


自分たちで手に入れるしかない。




例えその方法が残酷でも。




警察も機能しないすっかり廃墟と化した
街で私と生ちゃんは
女二人で生きてきたんだ。







(ﾊﾞﾝｯ!!)







…ところが1発の銃声が聞こえ
思わず振り返った時




生田
「……っ」




「生ちゃん…！！」





"お前ら！！武器を渡せ！！"



"所詮女だろ！？そんなもの必要ない"


"さっさと死ねよ！！"






生田
「逃げて……A」


「そんなっ…！」



生田
「…あいつら…なんかに、

…負けないで…欲しい。


Aなら…まだ…生きられる

だって…」






"強いもの"






…私は涙をこらえ、
その場から全力で逃げたんだ。



しかし、タイミングは最悪で


"今度は俺らとやろうよーお姉ちゃん"





冷静を欠いていたせいで
大人数の男達に囲まれた。



「……っ」




"武器を渡せ、それから君も欲しいなぁー笑"



…絶体絶命だ。



ここを突破するすべは…




？
「…おいおい、何やってんねんこんな道のど真ん中でよ。邪魔やねんけど。クソ共が」

女は……2→

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す