恋したアイドル #小瀧

アイドルと……12 ページ12

小瀧
「……ほな、繋ぎなおす」




ｷﾞｭｯ



「……//」





彼が一般人で

私と同じ立場なら良かったのになんて

思ってしまう私がそこにいた。








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ー展望台








小瀧
「ここです！」



「……え、すごい……」





キラキラ輝く夜の景色が

私を幸せな気持ちにしてくれる





小瀧
「気に入った？」



「……本当に凄いね、

こんな綺麗なのは初めて見たかも」





小瀧
「結構日付ぎりぎりやけど……


お誕生日おめでとう」





「これは…なに？」





手渡された小さな箱に

頭の中はハテナだらけ。





小瀧
「開けて開けて」



「う、うん」





開けてみると中には

綺麗なブレスレット。



水色や青色をメインにした
とても美しいブレスレットだった。





小瀧
「藤井担やから、
いわゆる自担カラーの物が欲しいんやないかなって思ってさ。…どうやったかな」




「そこまで考えてくれてたの？」





小瀧
「当然！！

プレゼントっていうのはそういうもんやろ？

相手が何なら喜ぶか、
大事やん。


…Aが喜んでくれるのは
何やろってめっちゃ考えた…笑」

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