Beautiful World #重岡&神山

Beautiful……14 ページ14

重岡
「よっしゃ、じゃあ明後日な！」




すごく嬉しそうに手を振りながら
去っていく背中を見て


私までなんだか笑ってしまう。






「…重岡くんと２人…か」






神山
「A」


「わっ、神山くん」




神山
「シゲと行くん？それ」




さっき重岡くんに手渡された
チラシを指さす。





「あ、うん、誘われたから」



神山
「…そか」



「…何かあった？

顔色良くないよ？」





神山
「…ちょっと昨日から体調悪くてさ。

でも大丈夫やから。

…ごめんな、驚かせて」





「いや…」








重岡くんとは真逆で

とても寂しそうで辛そうな背中に


胸が痛い。






「本当に大丈夫なのかな、、」






倒れたりしないといいんだけど…





神山くんの事も頭にある中で


私は重岡くんと２人出かける日を迎えた。







「重岡くん！」




重岡
「よう！」




「待った？」



重岡
「全然？待ってへんよ笑」



「本当に？笑」


重岡
「う、嘘ついてへんわ！！笑」


「ふふ笑」




重岡
「笑笑」

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