大好きだよ…#重岡

恋しくて……8 ページ8

気づいたらタメ口になってることも

あえてスルーしてくれる藤井先輩。





向かったのは

何回か来たことがある居酒屋。





藤井
「小瀧も言うてたけど

ホンマに元気ないな？」



「…バレバレっすって言われちゃいました」



藤井
「愛しの彼氏さんのこと？」


「…はい、もうそれしかないです」







この際、恥なんて捨ててしまおう



とにかく今私は寂しさで押し潰されそうなんだ





「…わかってるんですよ、忙しいのは仕方ないって。

事前に…話も聞いてましたし。

理解したつもりだったのに……」






藤井
「…やっぱ寂しい？」




「………本人には言えませんけどね」





藤井
「…俺、知っとることが1つある。」



「知ってること？」




藤井
「愛しの彼氏さん、Aが気づいてないだけで

チラチラ見てんで。仕事中やのに。」






「嘘だ……そんなはず…」



藤井
「せやからきっと心配でたまらへんのとちゃう？

自分から離れてかないか。

嫌われないか。」

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