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Story……19 ページ19

ものすごい勢いで

私のもとへ駆け寄るシゲ





重岡
「……なにしてん自分」



「…………」





重岡
「……俺がどんだけ心配したか、
わかるか?

血眼になって…探したんやぞ。


何かあったらあかんって…めっっちゃ探したんやぞ…!?」





「ごめんなさい……っ」






その勢いに

涙が出た。





するとシゲはしゃがんで


下から私の顔をのぞく。








私の手を優しく握りしめて




重岡
「……どこもなんもない?

痛めてるとか。


大丈夫か?」







「………シゲ………っ…私……」



重岡
「……話、ちゃんと聞く」




「……私……原因不明の記憶障害だって…。

このまま進行したら…どんなにシゲのこと好きでも愛してても…思い出せなくなるかもしれないのっ……!!


だから…だから……いっそ消えて
逃げてしまいたかった……っ…泣」





重岡
「………」





「……………こんな彼女、

別にいらないでしょ…?

疲れるでしょ…?

別れたいなら…早く…」





重岡
「……はぁ、アホか。」

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ジャス民andとびっこchan!?(プロフ) - な ー た んさん» そう言ってもらえてよかったです!(*´-`*) (2017年7月22日 15時) (レス) id: 60bd717e6d (このIDを非表示/違反報告)
な ー た ん(プロフ) - ジャス民andとびっこchan!?さん» そのコメントが力になります! (2017年7月22日 15時) (レス) id: e57ee8b4d1 (このIDを非表示/違反報告)
ジャス民andとびっこchan!?(プロフ) - な ー た んさん» いえいえです!大切な人を忘れてしまうって怖いのに、しげと主人公ちゃんの強さに感動しました! (2017年7月22日 15時) (レス) id: 60bd717e6d (このIDを非表示/違反報告)
な ー た ん(プロフ) - ジャス民andとびっこchan!?さん» こちらこそ真剣に読んでくださり、ありがとうございます(;_;) (2017年7月19日 0時) (レス) id: e57ee8b4d1 (このIDを非表示/違反報告)
ジャス民andとびっこchan!?(プロフ) - 完結おめでとうございます…!なーたんさんの記憶に関するお話は奥が深く、現実味があって読んでて感動します!今回も素敵なお話ありがとうございました! (2017年7月19日 0時) (レス) id: 60bd717e6d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:なーたん | 作成日時:2017年6月24日 0時

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