C.O.S.M.O.S〜略奪愛〜【橙】

略奪愛……11 ページ11

行為の後はきまって


私の家に泊まり、

一緒に過ごす。







「奥さんは大丈夫なの？」



桐山
「今のところは」




「………照史くんが心配なの。

本当に大丈夫…？」





桐山
「………Aは優しいんやから」





「照史くんの方が優しいよ」




桐山
「じゃあ…どっちもってことで」



「………うんっ」







ﾁｭｯ…





照史くんと密会を重ね


生活を色づいた。





"別れるから"







その言葉を信じて。




照史くんだから信じられる。





他の人だったら
証拠もないその言葉を
簡単に信用できるはずがない。






桐山
「温泉とか興味ある？」



「ある！」



桐山
「俺、好きやねん温泉。

…今度、一緒にどう？」




「いいけど、でも奥さん…」




桐山
「用があって、実家に数日帰るんよ。

せやから。」




「照史くんと温泉…か。

…なんかドキドキしてきた」




桐山
「早ない？笑」




「だって…！


…好きな人と旅行だよ？


…嬉しいよ、ドキドキだってするよ？」

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