Criminal…《WEST》

…Story28 ページ28

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神山『シゲがやめた！？どうして！！』





中間『突然やって。

詳しい理由を聞かせてはくれなかった』





『…………………』






神山『俺に…なんの相談もなくかよ』





かなりショックを受けている神ちゃん。









中間『…動揺して大変やと思うけど、

仕事頼むで』


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ーﾋﾟﾝﾎﾟｰﾝ





ｶﾞﾁｬｯ!





『あ、望くんのお母さん』




母『…望が…学校行ったんです、今朝…泣』





『本当に！？』









私が様子が見れるかもしれないと、

望くんの学校へ。






『…あ！』






ちょうど体育の授業中で

サッカーをしていた望くんがいる。





『夢みたい、、、


望くん、、』









彼の勇姿を見届けて、



報告のため会社に戻ろうとしたその時…







『…シゲ！』






重岡『……………』






私に背を向けたまま…、立ち止まる。







『神ちゃん…ショック受けてた。

理由も教えてくれないまま、
突然やめるなんて！』






重岡『…A』



『なに…？』




重岡『…気をつけた方がええよ』









『それどうゆう…』





言い終わる前に
シゲは去っていった。





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ー会社前





『はぁ…』




仕事をやる気にもなれなくて、

会社の前まできて帰りたくなった…





藤井『あの』



『…神ちゃんの時の？』





藤井『今日は、お渡ししたいものが』






手渡されたのは…１枚の写真。






『私…？なんで…』





藤井『神山さんがうちの病院に運ばれてきた時に

イスの下に…落ちてたんでね、
ご本人に渡した方がええかと』






『…あ、ありがとうございました』





藤井『僕はこれで』



『はい、』



藤井『あ、それと…これも一緒に落ちてました！忘れてた…。

ブレスレットですね』




『…え』




藤井『なんか違いました？』




私の目にはいってきたそのブレスレット。



『…本当に同じ場所に？』





藤井『はい。写真の上に落ちてましたけど』

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