…Story17 ページ17
小瀧くんの家から出た私の体は
抱きしめられたせいか、
少しばかり熱かった。
『あたしったら…相談相手と…
ダメダメダメ…っ』
なんとか自分に言い聞かせ、
会社へと向かう。
ー会社
重岡『今帰りました〜』
中間『しっかり働けよー』
重岡『働いとるし！！』
中間『あ、神ちゃん』
神山『はい、なんすか？』
中間『…最近、明らかに長谷川の様子がおかしない？』
神山『確かに…』
中間『悪いけど、長谷川にうまく聞いてくれないか？』
神山『…わかりましたっ、
今日一緒に帰りながらさりげなく聞いてみますわ』
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ー会社 終わり
『あー…終わった』
神山『なぁ、一緒に帰らへん？』
『え、いいの？』
神山『お、おん』
神山『長谷川さ、なんか悩みでもあるん？』
『急にどうして…』
神山『…みんな心配しとる。
最近明らかに様子が変やって。
何かあるんならゆうてみ？』
『………………………あのね、』
全てを話そうとした
その時
『えっ…』
いきなり前から全身黒い服を着た男が
私達に向かって走ってきて
『きゃーーーー…！！！』
神山『…危ない！』
その男は私をかばった神ちゃんとぶつかる。
そして、逃げていった。
『…なんなの…今の』
ﾊﾞﾀｯ
『神ちゃ…神ちゃん！？』
神山『あ…』
暗闇であまりよく見えなかったけど
彼の体から確実に出血していて
刺された腹部を手でおさえていた。
『嘘…神ちゃん…！！
救急車呼ばなきゃ…っ』
急いで救急車を呼ぶ。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ー救急センター
看護師『どなたか空いてる先生はいませんか！！』
？『ふぁ〜。は〜い』
看護師『あ、藤井先生！！
今すぐお願いします。
腹部をナイフで刺され、出血していて
こちらに向かいたいそうです！！』
藤井『…受け入れてください』
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な ー た ん(プロフ) - 鈴黄 林檎さん» いい意味でしっかり期待を裏切れて良かったですm(_ _)m (2017年10月2日 23時) (
レス) id: e57ee8b4d1 (このIDを非表示/違反報告)
鈴黄 林檎 - 史上最悪で最高のミステリーでした！ 神ちゃんと知った時、私はずっと濱ちゃんを疑っていたので濱ちゃんごめんなさい！という気持ちにもなりました！ (2017年10月2日 23時) (レス) id: 1dc78158f3 (このIDを非表示/違反報告)
なーたん(プロフ) - こたちゃんさん» 照れるぐらい嬉しいです笑 ありがとうございます！！ (2017年4月4日 9時) (レス) id: e57ee8b4d1 (このIDを非表示/違反報告)
こたちゃん - もう背筋が凍るぐらいの怖さでした！表現もすごくうまいし、ちゃんとどの場面にも意味があって、もう最高です！ (2017年4月4日 4時) (レス) id: fd57523e67 (このIDを非表示/違反報告)
なーたん(プロフ) - あーちゃんさん» 私は長文の方が大好物ですよ(*^ω^*) これからもよろしくお願いいたします！！ (2015年12月26日 11時) (レス) id: 0c19706447 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：なーたん
| 作成日時：2015年10月3日 0時
