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…Story15 ページ15

最近はもう外に出ることすら怖くなっていた




誰かに見られてるかもしれない恐怖が
常に私を襲っていたから。






『え』



マンションを出ると…




神山『おはようさん』


『どうしてここに…』





神山『…昨日ホンマに体調悪そうやったからさ。心配で迎えに来た』







『ありがとう…神ちゃん…グスッ』




私がポロリと涙を流すと、
肩に手を置き





神山『なにがあったんかわからんけど、

長谷川は1人やないねんからな?

俺もいるし、シゲも淳太くんもおる。』




神ちゃんの優しい声と言葉に
心がやすらぎを感じた。









なんとか会社に到着。




中間『おはよ』


『おはようございます。

昨日は本当に…』





中間『そんなん気にせんでええわ。

誰だって体調崩す時はあるやろ。

そこの馬鹿みたいに』





重岡『また俺のこと馬鹿だってゆうた〜』



中間『神ちゃんと長谷川は優秀やけど、

シゲは……笑』





重岡『わ、笑うことないやんか!!』









私はこの仕事場が、働く人が好きだ。




何かあった時必ず助けてくれる、
絶対見捨てたりしない人達。





…例のこと、誰かに相談しようかな…。








重岡『あ、長谷川』


『ん?』



重岡『小瀧望くんがお待ちやでー』




『あ…!もう時間だ。ありがとう!』





重岡『いってら〜』








ーピンポーン






母『あ、長谷川さん。

どうぞ』




頭を下げ、中に入る。







コンコンッ




ガチャッ!





小瀧『…あ、来た』


『ごめんね、昨日は』




小瀧『…入れば。とりあえず』







小瀧『なんかあったの』


『え?

なんでそんなこと聞くの?』






小瀧『顔色、あまり良くねぇし。

悩んでる感じがしたから』





彼は人のことをよく見てるんだと思った。

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な ー た ん(プロフ) - 鈴黄 林檎さん» いい意味でしっかり期待を裏切れて良かったですm(_ _)m (2017年10月2日 23時) (レス) id: e57ee8b4d1 (このIDを非表示/違反報告)
鈴黄 林檎 - 史上最悪で最高のミステリーでした! 神ちゃんと知った時、私はずっと濱ちゃんを疑っていたので濱ちゃんごめんなさい!という気持ちにもなりました! (2017年10月2日 23時) (レス) id: 1dc78158f3 (このIDを非表示/違反報告)
なーたん(プロフ) - こたちゃんさん» 照れるぐらい嬉しいです笑 ありがとうございます!! (2017年4月4日 9時) (レス) id: e57ee8b4d1 (このIDを非表示/違反報告)
こたちゃん - もう背筋が凍るぐらいの怖さでした!表現もすごくうまいし、ちゃんとどの場面にも意味があって、もう最高です! (2017年4月4日 4時) (レス) id: fd57523e67 (このIDを非表示/違反報告)
なーたん(プロフ) - あーちゃんさん» 私は長文の方が大好物ですよ(*^ω^*) これからもよろしくお願いいたします!! (2015年12月26日 11時) (レス) id: 0c19706447 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:なーたん | 作成日時:2015年10月3日 0時

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