…Story11 ページ11
何事もなかったのようにはできなくて
それでもなんとかみんなの前では
普通でいようと必死になっていた。
ｶﾞﾁｬｯ!
重岡『おはよーー』
中間『風邪はもう大丈夫やな？』
重岡『当たり前やん、淳太♪』
中間『おい、こら。』
神山『あれ、そういえば長谷川は？』
重岡『まだきとらんの？
いつも淳太くんの次ぐらい早いのにー』
中間『連絡してみるか』
…そのころ私は
会社まであと15分ぐらいの場所で
あまりの具合悪さに
ふらふらしていた。
『やばい…時間が…』
見て見ぬ振りで私の横を通り過ぎてゆく人達
誰1人私に声をかけようとはしない。
『ﾊｧ…ﾊｧ…』
"倒れる…"
そう思った
？『おっと…』
頼もしい体に抱きとめられて
『あ…すみません』
？『いやいや、そんなことより大丈夫ですか？
倒れるとこやったし』
彼の胸元に、"濱田"と書かれた名札。
『あの…お仕事に影響したら困りますから…
私は大丈夫です…』
濱田『いやいやいやいや！！
放っておけるわけないやないですか』
そうゆうと私を抱えて、
どこかへ歩きだした。
ある建物の中へ。
長椅子にゆっくり寝かせられた。
『ここは…』
濱田『あ、ここはね、
僕の仕事場ですっ。
僕、ラーメン屋やっとるんですよ！』
店内には美味しそうなラーメンの香り。
『…あたしやっぱり邪魔ですよ…』
濱田『そんなん気にせんといて下さい。
今はあなたの体の方が僕は心配ですから。
それに、店が開くまでまだ時間あるので
ゆっくりお休みになった方がええですよ！』
私は自分が思ってる以上に心が悲鳴をあげていたことに気づかされた。
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な ー た ん(プロフ) - 鈴黄 林檎さん» いい意味でしっかり期待を裏切れて良かったですm(_ _)m (2017年10月2日 23時) (
レス) id: e57ee8b4d1 (このIDを非表示/違反報告)
鈴黄 林檎 - 史上最悪で最高のミステリーでした！ 神ちゃんと知った時、私はずっと濱ちゃんを疑っていたので濱ちゃんごめんなさい！という気持ちにもなりました！ (2017年10月2日 23時) (レス) id: 1dc78158f3 (このIDを非表示/違反報告)
なーたん(プロフ) - こたちゃんさん» 照れるぐらい嬉しいです笑 ありがとうございます！！ (2017年4月4日 9時) (レス) id: e57ee8b4d1 (このIDを非表示/違反報告)
こたちゃん - もう背筋が凍るぐらいの怖さでした！表現もすごくうまいし、ちゃんとどの場面にも意味があって、もう最高です！ (2017年4月4日 4時) (レス) id: fd57523e67 (このIDを非表示/違反報告)
なーたん(プロフ) - あーちゃんさん» 私は長文の方が大好物ですよ(*^ω^*) これからもよろしくお願いいたします！！ (2015年12月26日 11時) (レス) id: 0c19706447 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：なーたん
| 作成日時：2015年10月3日 0時
