微かなカオリ#重岡&藤井

…Story2 ページ3

ー学校









腐れ縁？とかゆうやつなのか、



クラスは小学校から今までずっと一緒。
なかなかのすごさやでこれは。






『あー…今日数学からとか…死んでくれ』






重岡
『朝から萎えるわぁ…』






数学が大嫌いな私達2人に比べ…






藤井
『そんなに嫌か？』






大して勉強もせんと寝てばっかのくせに
"数学"化学"とか理数系が大得意のイケメン。








藤井
『だるいけどな』





『君のだるさとこっちのだるさは違うわ』









ー授業中









藤井
『…Zzz』






『…寝てるし』







…得意やからってコノヤロー…






左隣の大毅を見れば、
こっちはこっちで死んでるしー






重岡
『( ˙-˙ )真顔』









"当てられませんように"






そう願ってこの日もかるーく授業を聞き流していた。


…そしたら、






教師
『じゃあーこの問題を…



…佐々木！』






『あたし…！？』








教師
『答えなさい』




『え…えっと…』








全然授業聞いてへんし、


元々苦手やのに…わからんよ…









泣きそうになっていたら…





小さなメモが流星の机から流れてきて







"答えは、X＝5"



とだけ書いてあった

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