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「お姉ちゃん何歳差？」
いろんならお店をまわりながら話をする。
「んっと、3つ上」
「え、私のお姉ちゃんと一緒！」
「ほんまに？てかお姉ちゃんおるんや」
「おるおる。あ、お姉ちゃんにどんなん嬉しいか聞いたら、アクセサリーとか小物系とか、たくさんあったら嬉しいやつって言うとったで」
「なるほどなー。俺去年全然思いつかんくてさ、俺いつも持っとるゴキブリのオモチャあげてん。したらむっちゃ怒られたから、今年はちゃんとしたのあげな」
「そら怒るわ。まずゴキブリのおもちゃいつも持ってるってなに」
「俺よくそれでイタズラすんねんけど〜、流星にはガチでキレられた」
「ははっ」
いろんなことを楽しそうに話す重岡くん。
だんだん慣れてきたからか、たまに訪れる沈黙も全然重くなくて。
心地良い空気。
きっと、重岡くんの雰囲気がそうしてる。
結局、そんなに高くないけど可愛らしいブレスレットを買って目的達成。
もう終わりかーって思ってたら「アイスでも食べへん？」なんて思わぬ誘い。
「食べる！」
すぐに答えると、重岡くんがフフッと笑って、お店に入る。
「木下さんどれにする？」
「んーと、チョコ」
「おっけー。あ、先席座っててええで」
「ありがとう」
お金を渡そうとすると「ええよ、付き合わせたお礼やん」なんて。
アイスを二つ持った重岡くんが後から席に来る。
「なんかごめんね、ありがとう」
「ええってええってほんまに！こちらこそありがとうやからさ」
あ、その顔。落ち着いた感じで笑うやつ。
好きやなーって、思う。
「あれ、シゲやん！」
アイスを食べながら話していると、突然重岡くんを呼ぶ男の子の声。
「おー！」
「お、彼女さん？」
「さあ〜？」
ちょっと肩をすくめながら言う重岡くん。
「うわー、じゃあな」なんてそのまま友達らしき人は去っていく。
「地元の奴やねん、今の」
「あ、そうなんだ」
否定、しなかった。
私が彼女って思われてもいいんかな、なんて。
目の前でアイスを食べる重岡くんをやたらチラチラ見てしまう。
目が合って「こっち食べる？」なんて笑いながら聞かれて、慌てて首を振った。
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神なな - ヤバかったです…( ﾟдﾟ)さりげなく手ぇ繋ぐとかもうヤバイですよっ！！めっちゃ面白かったです〜(о´∀`о) (2019年4月5日 21時) (
レス) id: 23077af701 (このIDを非表示/違反報告)
どらごん(プロフ) - もうひたすら！！キュンッキュンしました！！！！大好きです！！ (2018年2月3日 18時) (レス) id: 9791850ae3 (このIDを非表示/違反報告)
涼 - とてもとてもとても！！キュンキュンしました！花音さんの書く小説どれも私の好き文章の書き方で、すごく大好きです！しげちゃんかっこよくて可愛かったです！応援してます！ (2017年8月18日 1時) (レス) id: b6e545f6c8 (このIDを非表示/違反報告)
花音(プロフ) - みよすさん» 可愛さもある高校生な彼を書きたかったので、そう言っていただけると嬉しいです。ありがとうございました、返信遅くなり申し訳ありません、、 (2017年4月13日 7時) (レス) id: 819da26d91 (このIDを非表示/違反報告)
花音(プロフ) - ゆりさん» ありがとうございます。続編、今の所は考えていませんが、番外編はいつかどこかしらで書けたらいいなと思います！返信遅くなりすみませんでした、、 (2017年4月13日 7時) (レス) id: 819da26d91 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：花音
| 作成日時：2015年9月18日 22時
