初恋 (ページ38)

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赤「神ちゃん今日家来てやー」

あれから２日後、学校から帰ってるとき、家に誘われた。

緑「ええよ。なにするん？」

赤「んー特に決めとらんわ」

出た、ノープラン重岡。

緑「お邪魔しまーす」

赤「あいよ」

しげん家来るのももう何回目やろ？

適当に空いてるとこに座った。

緑「しげーなにするん？ほんまに決めとらんの？」

赤「なんやと思う？」

なんか嫌な予感しかしないんやけど…。

緑「お、俺帰るわ」

立ち上がってドアを開けようとしたとき、後ろから抱きしめられた。

前もこんなことあったやんな。

赤「逃がすわけ無いやろ？」

なんかやる気なんや…。

赤「あ、ちなみにもう神ちゃんのおかんに言っといたから」

緑「なにを…？」

赤「俺んち泊まってくんで、って」

緑「は？！な、なに言ってんねん！泊まらへんし！」

赤「残念。もう遅いで」

嘘や…。

え？てことは今日しげと寝るってこと…？

どないしよ…こないだ少しいただけやのにあんなドキドキしてたんやで？

今日どうなるん？！

赤「とりあえず座ろうか？」

もう抵抗しても無駄やから素直に従うことにした。

でも正直耐えられる気がしない。

俺どうなるんやろ…。