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その日の授業は全く集中できひんかった。
放課後のことで頭がいっぱいで、やっぱり辞めようかと思ったけど、決めてもうたから。
こういう日に限って時間が過ぎるのは早いんや。
あっという間に放課後なってもうた。
緑「よし…」
昨日借りた傘を握りしめて教室を出た。
緊張で心臓出てきそうや。
喉もカラカラ。
握りしめた傘はじんわり熱くなってる。
部活に行く生徒で、廊下はどんどん人気が無くなる。
先輩の教室までもう少し。
言うで。
絶対言う。
緑「おった…」
教室に入っていく先輩の姿が見えた。
緑「せんぱ…」
呼ぼうとしたけど、呼べなかった。
隣にいたのはやっぱり望先輩で…手を繋いでたから。
もしかしたらいつものおふざけかもしれない。
そう言い聞かせて、少しずつ教室に向かった。
もうほとんど人はいなくなって、俺の足音だけが廊下に響く。
教室の近くまで来たけど、そこから動けずにいる。
入口は開いてるから中の会話も聞こえる。
望先輩と二人だけみたいやった。
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エマりん - 凄いですね！友達になりませんか？ (2020年2月9日 7時) (
レス) id: fd98254018 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：・み・
| 作成日時：2019年6月15日 15時
