初恋

2 ページ2

緑「あー無理」

赤「隣やん笑」

緑「そういうことやないねん」

結局しげとはクラスが離れた。

友達作らなあかんなー。

赤「今日このあと飯行かん？」

緑「ええよー」

赤「元気出しーや笑」

やって無理なもんはむりやー。

緑「ちょっと荷物取ってくるわ」

赤「おう」

はぁ、楽しい高校生活送れるん思ったのに。

１からやり直しや。

もうクラスの人たち馴染めてるしまた出遅れか。

？「１年生やなー。ええな、めっちゃ楽しそうやで」

なんとなく。ほんまになんとなく声のした方は見ただけ。

緑「え…」

その人を見た瞬間周りの音が消えてその人しか見えなくなって。

この人を知りたい、そう思った。

赤「…ちゃーん。神ちゃん？」

緑「…あ、しげ」

赤「どしたん？」

緑「ちょっと来てや！」

赤「え？！ちょ、神ちゃん！」

行ってまう！

追いかけな！

ほんまになんとなくやで？そう思ったんや。

3→←1

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す