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(side BLUE)
小「背中から汗かいてる」
神「ハート型や」
「前流星もハート型の汗かいてたことあったやんな」
藤「…そやっけ？」
「うん、ちょっとあっち向いて」
藤「はいはい」
「あ、今日はちゃうわ」
藤「そうかぁ」
刀削麺食うて汗だくになってる望を皮切りに、辛いのを食べてた面々が平和に汗の形を確認して。
その間に照史がスタッフさんからおしぼりを受け取ってくれるから、みんな順番に受け取っていく。
なんか、手のデカさぐらいあるけど。
重「なんか、デカイな…」
桐「大おしぼりです」
「タオルやん」
濱「あ、ええ匂い…」
中「沸騰煮いったぞ俺！」
神「すごい！」
桐「おおー！ナイスー！」
濱「淳太いったん！？」
中「いったいった」
濱「なんてやつだ！」
藤「なんか若干くちびる赤なってきた気がする」
さっきAが食うてた沸騰煮を食べ進めながら、少しひりついた唇に画面を確認すれば、なんとなくいつもよりぽってりした唇が見えて。
リップ塗ってるみたい、ってAが笑うけど、思えばAの唇だって、リップの塗り直しはしてないはずやのにふんわり赤いまま。
桐「赤くてちょっと腫れてきてる」
重「めっちゃ汗かいてる。カッコイイ」
藤「いやいやww」
「しげちゃん汗かいてる人かっこよく見えるタイプやもんな」
重「どんなタイプやねん」
「しげちゃんも汗かいたらいいのに、まだ辛いのあるで」
重「お前は俺に辛いのを食わせたいんやな？」
「汗かいてるしげちゃんカッコイイもん」
重「皿ごと食おかな」
桐「アホwやめとけw」
Aの言葉に活気づいてレッドホットの皿に手を伸ばしたしげの手を照史が優しく叩いて、結果また普通のチキン食うてる。
散々カレーを食うてた望がすこぶる静かで、ちらっと見ればこの世の終わりみたいな顔してちまちま刀削麺と向き合ってた。
桐「どうした望」
小「すすまへん…」
桐「wwすすまへんとすみませんが一緒に聞こえた今ww」
小「すすまへん……」
「もうすみませんにしか聞こえへんわw」
濱「頑張るぞ！」
桐「頑張るぞ！行けるぞ！」
残り5分と少し、濱ちゃんと淳太、それに照史が奮闘して、照史の見事な穴子三貫食いで綺麗に寿司は完食。
残るは結構山盛りのチキンと、そこそこ山盛りのポテト。
チキンは1人1個のワンチキン制にした結果、小さいチキンを選んだ罪で濱ちゃんが現行犯逮捕されてた。
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作者名：竜胆 | 作成日時：2023年10月22日 19時
