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(side BLUE)
桐「のんちゃん行ってんね、麺」
濱「望すごいぞ！」
桐「今日は望いいぞー」
藤「今日めっちゃいってくれてるな望」
「今日はすごい」
小「今日"は"？w」
今日は、って大きく言う照史とは反対に、ちょっとガチっぽいトーンのAが望を見ずに呟くから、褒めてほしそうな望が笑いながらAの顔を覗き込んで。
嘘やって、今日も頑張ってる。って顎まで流れてた望の汗を指先で拭いながら笑う彼女にデレデレにやけてから、何故か俺に向かってドヤ顔をした。
俺に向かってせんでええねん、汗拭け。笑
それからすぐ、のそりと起き上がった神ちゃんに淳太が笑う。
中「アスリートおるw」
「アスリート？」
中「いくかぁ…ってちっちゃい声で言ってた」
桐「誰？」
中「神ちゃん」
桐「www」
俺に凭れたままのAが楽しそうに笑って、家ではこんな感じなんかなぁてちょっと想像した。
ちらりと見れば、視線を感じたAが俺を見上げるから、ぽんぽんと頭を撫でればふんわり笑う顔がまた可愛い。
濱「ちょっとお邪魔しますう」
「なにー、辛いの食べに来たん？」
濱「姫さんも食う？残しといたろか？」
「ちょっと食べる」
濱「はい、あーん」
「量アホやん、汗だくなるわ」
濱「ww」
休憩してる望の場所にやってきた�陲舛磴鵑賄畉鑢楊榲�てらしくて、がっつり箸で持ち上げてからAにあーんしようとした結果、普通に怒られてる。笑
水を飲むのに体を捻ったら、それだけで「流星どこいくん」って声を掛けてくるからペットボトルを振ってみせれば、満足そうに微笑んでからまた濱ちゃんのほうを向いた。
…いつも思うけど、ずるいよなあ。
重「じゃあ俺レッドホット1個いこか」
桐「おぉ！マジで？」
「普通のにしときよ」
重「え、めっちゃ辛い？これ」
中「ピリ辛くらいやけど、弱いやろしげ辛いの」
桐「辛いのヘボいやろ、くそヘボいからさあ」
重「ほな辛いの3ついったろ！」
桐「www煽られたらすぐ買うやつw」
「いけいけ照史」
重「お前は食わせたいんかやめさせたいんかどっちや！w」
「あは、しげちゃん普通の1個取って」
結局二人揃って普通のチキン食うてて。
ここでAが辛いのいったらしげも辛いの行きそうやし、それも踏まえて普通のにしたんかなあって深読みしながらAを見れば、「…食べる？」って首を傾げて俺を見たから、一口貰った。
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作者名：竜胆 | 作成日時：2023年10月22日 19時
