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(side BLUE)
濱「白いの」
重「これ？」
濱「これぐらいやったら大丈夫」
重「辛いのいただきます」
もぞもぞと俺の隣に帰ってきたAが、流星何食べてんの？って聞くから、米。って答えれば、それは見えてんねんって笑いながら軽く肩を叩かれた。
横ではさっきの白いのを薦められて食べてしまったらしいしげが聞いたことない声で叫んでるし、濱ちゃんは嬉しそうに笑ってるし。
Aを見れば、悶えてるしげ見ながら、しげを悶えさせてる原因をニコニコ食べてた。
…いや、それ結構辛いんちゃうかった？
濱「どうだ！舌の感覚が無くなるだろう」
重「ﾋﾟﾘﾋﾟﾘ…ｶﾗｶﾗ…」
濱「これ舐めてかかると痛い目にあうぞ」
「でも美味しいなあこれ」
濱「ん！うまい！」
残り15分になって、行けると思っていたメンバーも怪しさを感じ始めた。
俺は頼んだ牛タンに責任を持とうと、牛タン攻めを仕掛ける。
隣のAが沸騰煮を食べながらそっと箸を置くから、腹いっぱいなってきたん？って言えば、ん。って俺を見上げた顔がはにかんで可愛くて。
ジュース飲んどき、って赤色のやつを渡せば、へにゃりと綻んだ顔がまた一層可愛かった。
桐「おっ！カレーいった！」
重「すごぉい」
「2個完食やぁ」
濱「どうしたしげそんなに汗かいて」
重「辛いの食べさせたんやろぉ〜」
藤「さっきからこの白いの食べてるけど、白いの何これ？」
桐「タラw」
中「さっきからずっと言ってるやんw」
望がカレー食い終わったのを見届けて、Aの食うてた沸騰煮から白いのをひとつ貰いながら問い掛ければ、素朴な疑問に怒涛のツッコミがきて。
言うてた？ってAを見れば、くふくふ笑いながら、言うてた。って言うから、そっかあって頷いてからまたもうひとつ食べた。
中「神ちゃん辛いの無理やもんな？」
神「辛いのはもう、戦力外やな」
中「ほなじゃあ、チキン攻めで」
神「ちょっと待ってや」
中「チキン攻めで」
神「50秒休まして！」
中「OK」
「わたしもやすむ」
重「お前さっきから休憩しとるやろ」
「も〜おなかいっぱい」
濱「無理したあかんで」
桐「せや、休憩しとき」
ん、って小さく頷くAが俺に凭れて優雅にジュースを飲みながらぽつりと呟く。
「…アイス食べたい」
神「あ、俺も」
「…無い？」
藤「さすがに無いなぁ」
神「無いかぁ」
小「10分切った！」
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作者名：竜胆 | 作成日時：2023年10月22日 19時
