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(side PINK)
濱「俺やっぱ辛いの好きで慣れてきてるかもしれん」
中「あ、ホント？」
桐「最初はそうなるんです」
中「私も沸騰煮いただきます」
「私も食べたいです〜」
中「ん、おいで」
重「もぉ〜CoCo壱辛いって〜」
「やぁ〜もう離してぇ」
お子ちゃま舌が未だ喚いている中でAが激辛目当てに離れようとすれば、やっぱり抱き込まれて逃げられへんくなってた。笑
照史が牛タンひと皿を完食して、神ちゃんがカレーに挑んで、しげが片付けと寿司に移動したタイミングで、沸騰煮を求めたAが淳太と神ちゃんの間に移動する。
俺はと言えば、スタッフさんと目を合わせて、チキン食べてそのままの淳太におしぼりを渡すべく立ち上がった。
濱「おいしいっ！」
「うわ、辛そ」
中「めっちゃ美味しいこれ」
小「淳太汚れたやろ！手」
中「うん、汚れた」
小「拭き！」
中「ありがと、惚れてまうやろ」
「んふ、」
神「まだツッコミ気持ちい〜旅やってんの？」
さらっと渡して元の位置へ座れば、神ちゃんの向こうからちらりとAの視線を感じて目を合わせる。
これは、小さな小さなイタズラ。
小「淳太かわいいちょっと付いてる！拭き、それで」
中「え？ありがとう、惚れてまうやろ」
小「ww」
「あは、」
いや、そのおしぼり臭いねん。
臭いドッキリやねん。笑
って言いたいけど、おしぼりがでかすぎて臭いのついた場所に気付かんかったらしく普通にツッコミ気持ちい〜旅の再現して終わってもうた。
多分気付いてるのは俺とAだけで、Aが堪えきれんと笑ってもうたから俺も笑ってまう。
でも最後までネタバラシはせえへんって約束やから、これはもうノーカンにしよかな。笑
桐「俺、舞台控えてるし、もうこの辺でご飯いいかな」
濱「えええ！！」
中「そんなことあります？」
濱「しばくよ！？」
桐「www」
神「見てこのAの顔」
桐「姫さん顔マジやん！すんません！ww」
「たべよ」
桐「わかった！頑張る」
濱「頑張ろうや！」
「照史くんチキン2個ペナルティな」
桐「エグいてww」
ワンチームやから。ってしげみたいなこと言うて、チキンを指差すAはおそろしい程マジの顔してた。笑
残りは激辛と寿司とチキンと、最初に比べたら思ったより減ってんちゃう？
とは、思うものの。
残り16分、そろそろ胃袋が悲鳴を上げだす頃。
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作者名：竜胆 | 作成日時：2023年10月22日 19時
